2006/08/03

フィレンツェの素晴らしい夕べ

おとといは夕方からフィレンツェへ。

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晴天ながらも、気持ちの良い風がしばし猛暑の疲れを癒してくれました。

お友達の朋子さんと一緒に待ち合わせをして、カポカッチャの屋外のテーブルでアペリティーボを済ませた後、向かったのは、ベルヴェデーレ要塞。

アルノ川沿いをてくてく散歩しながら、夕暮れ時のフィレンツェを堪能しました。Dsc06129 

ポンテヴェッキオにたどり着くと、橋の両脇のお店の上には旗がかかげられていました。

この旗はいつも掲げられているわけではなく、お祭りや特別な時期にだけこうやってひっきいなりに旗がかかげられますが、普段のゴージャスな雰囲気と違い、閉店後にこうやって旗のかかった橋を渡ると、昔にタイムトリップしたような気分になります。

Firenze さて、目的地、ベルヴェデーレ要塞は、川向こうの高台にあり、フィレンツェを一望することが出来ます。ミケランジェロ広場が有名ですが、ちょっと頑張って歩いて、ここまで上って見て欲しいものです。

夏場はオープンテラスのカフェもあって、フィオレンティーナたちが夕涼みにやってきます。屋外映画館も夏場のみ併設され、日替わりでいろんな映画を楽しむことも可能。(ちなみに街中の映画館は夏場は基本的に休業)

何故ここに来たかというと・・・ 朋子さんの語学学校のクラスメートはるかちゃんたちのコンサートがあったため。

Forte_1 門脇大樹(チェロ)、村上淳一郎(ヴィオラ)、森忠青香(ピアノ)の3人の若手の音楽家がフィレンツェで約1ヶ月にわたりいろんな由緒あるお城、お屋敷の間を借りて行った室内楽コンサートの最終日をかざりました。

曲目はシューマンのPhantasiestucke per Vioiloncello e pianoforte, op. 73、Tema sul nome "Abegg"con variazioni, op.1、そしてブラームスのTrio in la minore per viola, violoncello e pianoforte, op114.

こじんまりとしたお屋敷のスペースで、伸びやかに気持ち良さそうに演奏している彼らの姿はとても印象的で、はるかちゃんは正確なタッチで、ドゥオの門脇大樹さんとの緻密なバランスも素敵でしたが、一番感動したのは、ヴィオラの村上淳一郎さん。

凄いとしかいいようのない表現力で、際立っていました。1人でこんなに存在感を出せる音楽家はそういないでしょう。

おかげで、素敵な雰囲気で素敵な音楽に触れ、なんだかパワーをもらうことが出来ました。また機会があったら、是非彼らの音楽を聴きに行きたいものです。

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2006/06/05

マルマンティーレの中世のお祭り

トスカーナの小さな町では、よく中世の歴史衣装をまとったお祭りが開催されます。

先々週と先週末、この近所にあるマルマンティーレという小さな町でお祭りをしていたので、足を運んできました。

Dsc05802  行ったのが10時半くらいだったので、結構暗かったため、ほとんど写真には収められませんでしたが、お祭りの会場になっていたマルマンティーレの城では、昔のフェンシング(?)の衣装をまとった人たちが戦う様子を披露したり、アーチェリーで的を狙うコーナーがあったり、歴史衣装をまとった音楽隊が演奏しながら、踊りを披露したりと、小さい会場ながら、いろんな演出に工夫が凝らされていました。

Dsc05805 こちらでは、いろんな豆、ナッツ類を歴史衣装をまとったおじさんたちが売っていました。

私たちが買ったのはトスカーナで”姑寝かせ”という俗称で呼ばれていたというピーナッツにカラメルを絡めたもの。

古今東西問わず、嫁姑の確執って存在していた証拠でしょう(苦笑

それにしても、姑寝かせは奄美の黒糖ピーナッツのようで懐かしい味がしました。

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さて、こちらは鍛冶屋さん。お城の通りには所狭しといろんな手作りの職人さんたちが腕前を披露してました。

これ以外にも、大理石を削って彫刻している人、金具を使用して、石を容器を作っている人などなど。

でも、こうやって見ていると、昔の人たちは本当に重労働をしていたのが分かり、今の便利なのが普通な生活からすると大違い。でも、その分物の大事さや尊さがあったような気がしました。

こうやって地元の小さなお祭りが盛んなイタリアは地域性が色濃く残っていて素晴らしいと思います。日本もこういう部分を少しは見習ってもいいのかもしれませんねっ。

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