フィレンツェの素晴らしい夕べ
おとといは夕方からフィレンツェへ。
晴天ながらも、気持ちの良い風がしばし猛暑の疲れを癒してくれました。
お友達の朋子さんと一緒に待ち合わせをして、カポカッチャの屋外のテーブルでアペリティーボを済ませた後、向かったのは、ベルヴェデーレ要塞。
アルノ川沿いをてくてく散歩しながら、夕暮れ時のフィレンツェを堪能しました。
ポンテヴェッキオにたどり着くと、橋の両脇のお店の上には旗がかかげられていました。
この旗はいつも掲げられているわけではなく、お祭りや特別な時期にだけこうやってひっきいなりに旗がかかげられますが、普段のゴージャスな雰囲気と違い、閉店後にこうやって旗のかかった橋を渡ると、昔にタイムトリップしたような気分になります。
さて、目的地、ベルヴェデーレ要塞は、川向こうの高台にあり、フィレンツェを一望することが出来ます。ミケランジェロ広場が有名ですが、ちょっと頑張って歩いて、ここまで上って見て欲しいものです。
夏場はオープンテラスのカフェもあって、フィオレンティーナたちが夕涼みにやってきます。屋外映画館も夏場のみ併設され、日替わりでいろんな映画を楽しむことも可能。(ちなみに街中の映画館は夏場は基本的に休業)
何故ここに来たかというと・・・ 朋子さんの語学学校のクラスメートはるかちゃんたちのコンサートがあったため。
門脇大樹(チェロ)、村上淳一郎(ヴィオラ)、森忠青香(ピアノ)の3人の若手の音楽家がフィレンツェで約1ヶ月にわたりいろんな由緒あるお城、お屋敷の間を借りて行った室内楽コンサートの最終日をかざりました。
曲目はシューマンのPhantasiestucke per Vioiloncello e pianoforte, op. 73、Tema sul nome "Abegg"con variazioni, op.1、そしてブラームスのTrio in la minore per viola, violoncello e pianoforte, op114.
こじんまりとしたお屋敷のスペースで、伸びやかに気持ち良さそうに演奏している彼らの姿はとても印象的で、はるかちゃんは正確なタッチで、ドゥオの門脇大樹さんとの緻密なバランスも素敵でしたが、一番感動したのは、ヴィオラの村上淳一郎さん。
凄いとしかいいようのない表現力で、際立っていました。1人でこんなに存在感を出せる音楽家はそういないでしょう。
おかげで、素敵な雰囲気で素敵な音楽に触れ、なんだかパワーをもらうことが出来ました。また機会があったら、是非彼らの音楽を聴きに行きたいものです。
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