2008/06/16

どこの国のワイン??

Paien 先日サクランボのお裾分けを持って遊びに行ったリストランテ、ベルコーレでアブデルが出してくれた白ワイン。

どこのワインか分かるか??というので、ラベルをいろいろと眺めたのですけど・・・

AOCとあるのでフランスかと一瞬思ったけど、聞いたことないし・・と思ってたら、なんとスイスワインでした。

しっかりと冷やしたものを出してくれたんですが、これが意外と美味しかったんですよ。

シトラス系のフレッシュな香りと芳ばしいナッツのような香りで、口に含むとボディのしっかりしたタイプなのに、心地よい酸味と後口に残るほんのりした苦味が利いていてすっきりと飲めるタイプのワインで、ついついグビグビと飲んじゃいました。

カルミネも出てきて、品種何だと思う?という話になり、アブデル曰く、ソヴィニョンブランだというのですが、こんなにフルボディでフルーティなはずがない!と思い、ちょっと気になったので調べて見ました。

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2008/06/11

思いがけない届け物

先日、仕入先のプーリアのチーズ農家から電話が入り、送るものがあるので・・と送り先の住所の確認があったのですが、その翌日、早速発泡スチロールの箱が届きました。

ブラータかしら??と思って蓋を開けてみると・・・

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2008/06/03

久々のCANTINA DEL REDI

Bacco_reale 連休だった週末、1月から4月中旬まで休業してしまってたお気に入りのお店に久々に足を運ぶことが出来ました。

ここのところ3月~4月の度重なる出費をカバーするのに外食は極力控えていたのですが、折角お天気もまずまず恵まれたので、息抜きを兼ねてARTIMINOのCANTINA DEL REDIで行ってきました。

夜だったので外でのお食事は出来ませんでしたが、扉は大きく開かれ、開放的な雰囲気での食事。(生きてて良かった。。。)

まずワインはここのカンティーナの赤、BACCO REALE DI CARMIGNANO 2006。これはいわゆるカルミニャーノと同じ製法で仕込みますが、1年早めにボトリングされたもの。

ミディアムボディで香りも良く、バランスも取れていてすぐに開いて美味しく飲めるタイプのワインで、トラットリアの気取らないお食事には十分美味しくって、お勧め。お店なのになんと1本10ユーロ、最近のイタリアでは破格だわ。それに本当に美味しいから有難すぎる~。

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2008/05/25

キャンティワインのお祭り

Montespertoli6_2 トスカーナではこの時期、週末ごとにいろんなお祭りやイベントをやっています。

今日の夕方は隣町でやっているキャンティワインのお祭り、Mostra del Chiantiに出かけてきました。

この時期のトスカーナの丘陵地は葡萄畑とオリーブ畑の緑に加え、麦畑の緑が加わってとても青々としていて綺麗。

モンテスペルトリの旧市街の麓にはこんな素敵な光景が広がっています。

日曜日で午前中はお天気が悪かったせいか海水浴に出かける代わりにこういうお祭りに出向いた人が多かったようで、旧市街よりもかなり下のほうに車を停めててくてくと丘陵地を登っていく羽目になりましたが、この景色が拝めるならちょっと許そうって感じ(笑)

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2008/05/12

ワイン番からのメルカティーノのお知らせ

先日ワインを買いに遊びに行った友人のワイナリーにて。

Guardiaカンティーナの中に入ると・・・

フレンチオーク樽の前で2匹してワイン番してました(爆)

余りにも可愛いので一枚。

さて、この時期いろんな町でちっちゃなお祭りやってますが、彼らのワイナリーでも来週の日曜日メルカティーノやります。

ワインの他にもチンタセネーゼの加工品などトスカーナの特産品、ハンドメイドの職人さんなどが参加して夜遅くまでワイワイするみたいです。もしモンテスペルトリの近くに立ち寄る機会があれば、足を伸ばしてみてくださいねっ。

Mercatino sull'Aia

日時 5/18(SUN)

    15:00-23:00

場所:Tenuta Barbadoro

住所:Via Volterrana Sud, 45 - Montespertoli

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2008/04/29

DEGUSTのチーズのアトリエ

Ricciaちゃんが先日のアルトアディジェのチーズのリファイナーに興味を示してくれたので、折角の機会なので、お店のご紹介を。

Negozio1 DEGUSTは自分たちでリファイニングしたチーズとセレクトしたチーズを店頭で販売しているので、一般の人でも気軽に立ち寄ることが出来ます。

店内は食材のアトリエといった雰囲気で、ガラス張りのショーケースやセラーにチーズがずらりと並んでいます。

チーズ以外にもチーズと一緒に楽しめるジャム、モスタルダ、はちみつなども充実してますし、ワインもあるので、お好みのチーズと相性のよいものを勧めてもらってもいいですねっ。

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2008/04/21

アルトアディジェでの素敵な一時

Bressanone 相変わらずすっきりしない天候が続いているイタリアですが、先週末はオーストリアの国境近くの小さな州、アルトアディジェに行ってきました。

南チロルのこの地方はイタリアながら、公用語はドイツ語(厳密にはちょっと違うみたいですけど・・・)を使っていて、町並みもイタリアよりも近郊の国、ドイツ、オーストリアに似通っています。

目的地はブレッサノーネの隣にある小さな町、ヴァルナ。そこにあるチーズのリファイナー、DEGUSTのアトリエ訪問が今回の旅の目的。ずーっと行きたかったのに、片道5時間半の道のりを考慮すると日帰りではいけないのもあり、仕事でずっとばたついていて全然時間が取れなかったのですが、今回待つこと半年以上、やっと念願が叶いました。

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2008/04/10

頑張ったご褒美だね~

日本から帰国してから、持ち帰った仕事の処理といろんな問題の処理に加え、母の訪伊もあったりで、ブログは文字通りほったらかしでしたが(爆)、ちょっと気持ちを入れ替えて久々に更新してみます。

ほったらかしにしてた間も訪れてきてくれた方々、有難うございます。これからもマイペースで更新していくので、思い出した時にでも訪れてくださいねっ。

さて、先週木曜日から今週月曜日までヴェローナでワインの展示会VINITALYが開催されていました。

本当はゆっくり行きたかったのですが、思うようにスケジュール調整が出来ず一日だけ日帰りで行くことに。

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2008/03/15

お気に入りのリストランテで

Pietracupa2 ここのところ、仕事に加え、母がイタリアに滞在しているのもあり、なかなかブログをのんびり更新する余裕がありませんが、先週末は母を連れサンジミニャーノに行った帰りに、サンドナートにあるお気に入りのリストランテ、ピエトラクーパに立ち寄って、ランチしました。

宿もある一軒家のお店で、暖かい寛げる雰囲気の場所で、アンジーもウェルカムなのも魅力。

また夏場は外でご飯が食べられるので、また冬場と違った雰囲気を楽しめます。

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2008/01/18

プーリアからのお届け物

今朝から(珍しく・・)もくもくと仕事してたら、こんなものが届きましたっ。

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2007/12/13

懲りずにアペリティーヴォ

Apericena_3昨日の夜は食料も底をつきかけていたので、冷蔵庫の残り物を使ってお料理することに。

でもろくなものがなかったよ・・・・ちょっとずついろんなものが残ってるけど、2人分ないものがいろいろと。

それを口実に、アペリティーヴォで済ませることに。(可哀相なダンナ・・・)

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2007/12/02

アペリティーヴォで軽くお食事

Aperitivo1 昨日の夜は、お昼が遅かったのもあり、食事というより”つまみたい”気分だったので、簡単なおつまみでアペリティーヴォにしました。

おつまみの用意をしている間に、フリザンテならなんでも良いという私のリクエストをもとに買出しに行ったダンナが買ってきたワインはBarbera del MonferratoのFrizzante。

微炭酸の赤ワインで、結構辛口でした。悪くはなかったですよ。

でも、炭酸の赤だったら、ランブルスコのように甘口のほうが個人的には好みだなぁ。

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2007/11/23

Artiminoにて

Cantina_3 本日、日本は勤労感謝の日。

てなわけで、私たちも勝手に自分たちに感謝(?)ってなわけで、ご近所の町、Artiminoでお食事してきました。

行ったのはCantina del Redi

ヴィッラメディチェア(メディチ家の別荘)のほうは結構立派なリストランテがあるのですが、私たちはオステリアのほうがお気に入り。トスカーナの料理に若干手を加えた程度の美味しいお料理が楽しめます。

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2007/11/08

我が家の生姜

Photo ここのところ大分涼しくなってきたので、寒に当たる前にと、ここのところちょっとずつ彫り上げている生姜たち。

実は、春に美味しい生姜が食べれないから、美味しい生姜が欲しいという私の我が儘なリクエストに応え、母がわざわざ木村農園から買った金時生姜の種生姜を持ってきてくれたものを植えたもの。

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2007/11/04

トリュフの季節

Tagliorini_tartufo 11月1日は諸聖人の祝日、2日は、死人を偲ぶ日とあって、連休にするところが結構多いのですが、私たちは思いっきりお仕事でした(苦笑)

でも普段なかなかゆっくり会えないピサのお友達からのお誘いを断れず、サンミニアートにトリュフを食べに行くことに。。

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2007/10/28

やっと出来た~

昨日は朝早起きしてビスコッティの最終試作へ行って来ました。

なかなか思い通りのものが出来ず、5回目の試作。そんな訳で今回は時間も押し迫っているので、仕込みから焼き上げの過程まで全て現場で微調整できるように立ち会うことにしたのでした。

Pistacchi_di_bronte 今回作ったのはシチリア、ブロンテ産のピスタチオを使ったビスコッティ。

ずっと前から自分の中で暖めていたレシピを基に作ることにしたのですが、なんせ自分が作るわけではないので、いろいろと手間がかかりすぎるものは対応してもらえず、調整の連続。

おまけに肝心のピスタチオは2年に1回しか収穫がなく、今年の秋は収穫年だったのですが、収穫量が異常なほどに少なく、既にキロ単価が28ユーロと一瞬目が飛び出そうになったけど、初志貫徹で、コスト高であんまり納得していないダンナを引きつれ、いざ出陣したのでした。

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2007/10/21

クラテッロを訪ねて

Culatello_cantina昨日からめちゃくちゃ冷え込んでいるイタリア全土ですが、昨日の朝は早起きしてパルマ郊外まで本物のクラテッロ・ディ・ジベッロDOPを訪ねて出かけてきました。

ポー川のほとりに程近い町コロルノにあるトラットリア、Al Vedelの食肉加工の工房へお邪魔することになり、1週間の疲れもなんのその(??)、なんとか10時には目的地にたどり着きました。

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2007/10/19

ヴィンサント用の葡萄たち

Uva_da_vin_santo 今日はモンテスペルトリにあるFattorie Parriに行って来ました。

パオラさんが、ヴィンサント用の葡萄を綺麗に吊るしてあるから見てらっしゃいといって案内してくれた屋根裏のお部屋にて・・・

低いところから天井まで、他の葡萄の房とくっつかないように、綺麗に一房ずつ敷き詰められています。

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2007/10/08

DOLCEMENTE

Pasticcere1_2 昨日はプラートで開催されていたDOLCEMENTEというお菓子のイベントへ行ってきました。

このイベントがプラートで開催されるのは初めて。でも意外とパスティッチェリアのレベルの高いプラートだけに、そこそこ目を楽しませてくれるお菓子たちが揃ってました。

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2007/09/29

ワインの仕込み

Uva はぁ、やっと週末。

今日は先日書いた葡萄の収穫の続きで仕込みの様子を。

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2007/09/19

今年のオリーブの実

Oliveこれから本格的にサンジョヴェーゼの収穫に入るトスカーナですが、ここ数日お天気が不安定なので、なかなか思うように葡萄の収穫が進まないみたいです。

さて、大抵のトスカーナのワイナリーはオリーブ畑も所有していて、ワインの仕込みでゆっくり休む間もなく、恐らく今年は10月中旬くらいにはオリーブの収穫が始まります。

(ちなみに、これは我が家のオリーブ)

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2007/09/14

収穫日和

昨日は雲ひとつない晴天に恵まれたここキャンティーのゾーンですが、昨日の朝、モンテルペルトリでバルバドーロというワイナリーをやっているお友達からメルローの収穫だよ~の声につられ、早速遊びに行って来ました。

Vigna_merlot_2

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2007/09/06

癒しの葡萄

Spaghetti_ai_porciniここのところ、おたっきーな生活を1ヶ月以上続けていた私ですが、昨日はお仕事でモンタルチーノへ行ってきました。

お昼はピエンツァ旧市街にある元修道院跡ホテルの素敵な中庭のリストランテで、リラックスのランチ。

決して安くはないのですが、夏場のんびりと雑踏の中から抜け出してリラックスするのには最高の場所。気分的に滅入ることの多かった自分へのせめてもの贈り物ねっ。

そんなにお腹はすいていなかったので、ポルチーニのキターラをオーダー。しつこくなく、夏場にぴったりなメニューで、美味しくいただきました。頼んだプロセッコにもぴったり;)

おかげで、自然に囲まれた平和な雰囲気の中、穏やかな気分になりました。

ピエンツァは大好きな町のひとつ。何度行っても飽きない心の洗濯をしてくれる場所で、ゆったりした時間の中にしばし浸りたくなります。

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2007/07/20

さて何の実?

Frutta_1 今回のシチリア旅行で生まれて初めて近くから拝むことができたもの・・・

敢えてこの時期を選んでシチリアに来たのはこの木に巡り会うためでもあったんですいけどね。お陰様で、近くからじっくりと観察したいという夢が叶いました!

今ちょうど実が熟し始めたところです。

これまで写真で見て綺麗って思っていましたが、実物は本当に優しい色合いで、見ていてとっても美しい。

これから9月中旬には収穫できるようになるようですが、さて何の木か分かりますか?

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2007/07/19

桃は桃でも

Peschetabacchiere 先週末から今週頭にかけてシチリアに行ってきました。

そこで見かけた貴重なフルーツのひとつがこれ。

Pesca Tabbachieraという名前の桃の品種で、つぶれたような平べったい形が特徴。スローフードの保護の対象にもなっている珍しい桃で、シチリア東部の山岳部で栽培されているそうです。

早速食べてみましたが、糖度が高くとてもジューシーなうえ、種も小さくこんな食べやすい桃があったのね~って感じでした。ジェラートを作ったら美味しそう~。

生憎この手の果物はシチリア以外の場所ではまずお目にかかれないし、収穫の時期も1,2ヶ月程度なので、その時期にシチリアにいない限りは食べれない桃。

でも桃好きな私としてはちょっとお庭に一本欲しい桃だなぁ。。。育つかな??

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2007/05/21

トスカーナワイン三昧

昨日はサンカッシャーノのFattoria Le Cortiのお屋敷、Villa le Cortiで開催されていたGrandi Vini di Toscanaへパレルモから遊びに来てくれているKinukoさんと2人で行ってきました。

以前は毎年足を運んでいたワインのテイスティングでしたが、ここ数年は忙しくてなかなか足を運べなかったこのイベントでしたが、今年も100を越えるトスカーナの大小のカンティーナが出展していて、酒飲みの2人は最初からワクワク。

Fattoria_le_cortiいくつか品質と価格のバランスのよいカンティーナも見つかり収穫あり。でもさすがの私もKINUKOさんも半分ほど試飲したところでダウン、最後は苦しみながら無理やり流し込む感じで、美味しいのに美味しいとは思えない状況に陥り、ギブアップ。

まだなあんかワインの重みを感じる気分なので、ワインの話はまたゆっくりにして。。。

さて、お屋敷の外にはイギリス庭園風に仕上げたスペースがあって、とっても素敵でした。一生に一回くらいこんなお庭があるお屋敷で過ごしてみたいなぁ。。。

なんて夢のようなことを考えながら、ほろ酔い(?)気分で素晴らしい眺めを眺めてしまいました。

だがしかし、今日から平日でいきなり現実に引きずり込まれ、また毎日仕事に追われる時間がしばらくは続きそうです。葡萄畑の中で一週間くらい何も考えずに農作業のお手伝いして過ごしてみたいものだわ。。。現実は厳しい!

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2006/12/04

エミリア・ロマーニャでのグルメな週末

Reggio_emilia 週末はちょっぴり足を伸ばしてエミリアロマーニャへ行ってきました。題して"Weekend Gourmet in Emilia Romagna"

目的はクラテッロ・ディ・ジベッロとアチェート・バルサミコ・トラディツィオナーレ・ディ・レッジョエミリア。

いずれもDOPで、いずれも気軽に、じゃ、これちょーだいなんて間違っても言えない超高級品とあり、一般庶民の私は職権濫用でそれは心待ちにしていたわけです。

わざわざフィレンツェのほうまで戻るのも面倒だし、ということで、折角だし、アンジーを引き連れ、バカンスも兼ね、週末はレッジョエミリアに泊まってのんびり過ごすことに。

さて、出発は土曜日の朝。駐車場に車を取りに行ったアントニオが帰ってきたと思うと、低温のため、車のフロントガラスが凍っちゃってるとすぐに引き返してきました。いきなり寒くなったのよね・・・

そんなこんなで荷物を出して待っていた私は急遽お湯を汲みにお家に上がり、とりあえず、アントニオは荷物を運んで車へと。

お湯を入れて下に下りると、荷物はほとんど持ち去られていたので、玄関に残っていたもうひとつの荷物を持ち、玄関を閉めて駐車場へ行くと、アントニオはエンジンオイル充填中。私は凍った窓ガラスをお湯で溶かし、2人とも準備が終わったところで出発。

お家にもう1つ荷物が残っていたので、それをピックアップに車でお家に着くと・・

いきなり問題発生!!

鍵がうまく入らないと思いきや、なんとお家の内側に鍵がささったままドアを閉めてしまっているのが判明。(がーん。。)

でも午前中のうちに仕事のアポに行かなくてはならないし、のんびり鍵開けに格闘している暇もないので、荷物は諦めて出発することに。アンジーが内側に閉じ込め状態になっていなかったのはせめてもの救いと前向きに解釈し、明日は明日の風が吹くさっと呑気に出発した私たち。(実際呑気だったのは私だけだったけど。。)

気持ちを取り直し。その後は渋滞もなく、スムーズにパルマまで足を運んだ私たち。メーカーに電話したら逆に早めに着き過ぎとのことで、サービスエリアでちょっぴり息抜き休憩。アンジーもしばらく車で待たされることになるので、しっかり出すものは出し切ったところで、再しゅっぱーつ。

と思いきや、なんだか変である。エンジンをかけてすぐにオイル臭っと思った瞬間、社内には何やら白い煙が。でも、トラブルを示すランプも何も点いていないし、一度エンジンを切って再度エンジンをかけると・・・

前からも怪しげな白い煙が上がっているではございませんか!!

てなわけで、前を開けてみると、あたたた、エンジンオイルが入っているところのキャップが無くなっているぞぉ。アントニオの閉め方が緩かったのかどうかは定かではありませんが、走行中に無くなってしまったらしい。

あわてて最寄のトヨタのお店を聞き出し電話したところ、土曜日だとパーツの取り寄せが出来ないから何も出来ないよとあっけなく返答。てなことで、サービスエリアでとりあえず非常用のキャップをゲットして、なんとか応急措置終了。

でも、あーだこーだしているうちに余裕かまして寛いだ私たちは20分遅刻。(ごめんなさい。)でも、美味しいクラテッロが、いやいや、親切なメーカーの方が待っててくれました。

詳しくはまたじっくりご報告を。。

さて、たらふくクラテッロを食べて幸せ一杯の私たちをよそ目に車で2時間ほど待ち伏せ喰らったアンジーでしたが、出発前に車から降ろしたアンジーを見たメーカーのおじさんが親切にも貴重なクラテッロを2きれもアンジーに与えてくれたのでした。普段超粗食に耐えさせられているアンジーは目がギラギラしちゃって、凄い勢いで喰らいついていたので、メーカーのおじさんもビビったことでしょう。ちなみにおじさんもジャックラッセルがいるといってましたが、ひょっとしてジャックは毎日こんな贅沢なものをお召し上がりなのでしょうか????

その後足を伸ばしたのはクレモナに住むジュンくんち。預かっていた荷物を届けに足を伸ばしたのでしたが、私たちは自爆して開かずの家にしてしまったがため、荷物1ケースショートで、結構何しにきたの状態。そんな訳で、罪滅ぼしにすずめの涙状態のおこぼれのクラテッロで勘弁してもらいました。

Img_0518その後、クレモーナは初めてだったので、ちょっとだけ旧市街に足を運びました。お昼休みの時間帯だったので、お店は閉まっているし、歩いている人もほとんどおらず、おまけに霧が完全に晴れきっているともいえないどんよりした町並みだったので、なんだか心躍る感じではありませんでしたが、さすがバイオリンの町。

至る所にバイオリン職人の工房や看板が出ていて、ショーウィンドーにもバイオリンがあったりで、ふーんと思いながら軽く散策。

一体何人くらいバイオリンの職人さんが住んでいるのでしょうかね??そのうちジュンくんも著名なバイオリン職人になってくれるでしょうか??

さて、人っ子一人いないクレモーナからは早々に引き上げることにして、今夜の宿のあるレッジョエミリアへ。ホテルはScudo di Franciaという旧市街の真ん中にあるホテル。

現在霧のこの地方は超閑散期らしく、えっらい安くで泊まれました。59ユーロ。朝食込み。確かに霧は辛いけど、このプライス悪くないかも;)部屋も綺麗だったし、朝食もイタリアのホテルの割にはまともだったので、もし足を運ぶ機会がある方にはお勧めですっ。

レッジョエミリアといえば、MAX MARAの工場があるのでも有名。そんなわけで旧市街にあるマックスマーラのお店は超立派で、中に竹林までありました。(なんじゃそれ?)でも、見ると欲しくなるので、中には入りませんでしたが。

Reggo_emiliaimg_0527町はすっかりクリスマスムードで、通りごとに微妙にイルミネーションが違っていて、綺麗でした。目抜き通りは大混雑。

アンジーの散歩がてら、いろんなお店、飲食店を覗き見した私たちですが、小さな町の割には結構洗練されたお店も多くって、結構楽しめました。

通りすがりの人たちに大人気だったアンジー。

イタリアではまだまだ少ないロングのミニチュアダックス、イタリア人の目には新鮮に映るようです。

尤も人ごみの嫌いなアンジーは食べ物探しだけを目当てに頑張って散歩してましたけど(苦笑)

Il_pozzo さて、クラテッロを狂うほど食べた私たちは、意外とお腹が一杯だったので、リストランテはやめて、エノテカ/リストランテのIl Pozzoへ。

入り口を入ると、地下にお店が。アンジーもいるし予約もないし、恐る恐る階段を下りていきましたが、アンジーもウェルカムで迎えて頂き、こちらでグラスワインと軽くおつまみでお食事することに。

私はまずアペリティーボのプロセッコから。とっても香りも良くって、味もなかなかで思わずグビグビいってしまいました。。カメリエーラが次に通りかかった時にすかさず2杯目のガヴィを頼んだところ、フリザンテのワインは気に入らなかった??と訊かれ、”いいえ、既に飲んでしまいました。。”と答えたらにんまり笑ってました。すみません、酒飲みで。

落ち着いて暖かい雰囲気のお店で、結構良かったですよ。セコンドもドルチェも結構美味しそうでした。

IL POZZO
Viale Allegri 7 Reggio Emilia
Tel. 0522/451300fax 0522/451300

さて、翌日日曜日。

早起きして目指すはバルサミコのメーカー。ローカルな細道を北上したところにある目的地に向けて車を走らせていくと・・・

どうも、今回の旅行、素直に行かないようになっているらしい。

頼みの一本道の先のほうに不気味な黒煙が上がっていると思いきや。

「・・・・・」

車が炎上中。そんなわけでほとんどの車が足を止めていて、事実上通行止め。

普段ならそんなの大丈夫よなーんて太っ腹に言いたいところですが、なんせオイル漏れしている車ですから、火に油を注ぐようなことは自殺行為は止めようと素直に諦め、近所のおじちゃんたちに代替の道を聞くと、幸い、丁度良い抜け道がありました。

なんとか無事アチェタイアまで辿り着き、メーカー見学。美味しいネタはまたゆっくり後日。

美味しいバルサミコ酢の試飲の後、親切なメーカーの若旦那がランチを誘ってくれ、後ろ髪引かれたのでしたが、鍵のことがあるし、そそくさと退散することに。

そうしてなんとか帰途に着いた私たち。思ったよりも早く着き、3時過ぎでみんながまったりとしている時間帯に鍵と格闘することに。(泥棒と間違われないようにねっ。)

一応論理的にいろいろと解決策を考えてた私たち。確かに鍵はささっているけど、回ってないから反対側にうまく押して落とせば開けられるはず、ということで、まずは鍵穴を覗き、中の鍵がまっすぐ抜ける状態かどうかチェック。

ほんの気持ち斜めに傾いていたので、今度はたまたまカバンに入っていた大き目のクリップを鍵穴に入れ、格闘すること数分。鍵を水平にするのに成功。

そして今度は最後の一押し。がちゃがちゃ鍵突っ込んでやっていたら・・

ガチャン、という音とともに、鍵が無事中に入りました~!

10分足らずで問題解決。不幸中の幸い。

そんな訳でついているようなついてないような週末でしたが、結構大満喫出来ました。

Angie_con_kuma そして戻ってきたアンジーはというと・・・

2日間結構待ちぼうけでつまんなかったのもあり、お気に入りの熊さんと一緒に遊んでおりました。

アンジー、2日間お付き合い、有難う。

でも、あのクラテッロ、一生忘れられないかもね?!

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2006/12/01

GOCCE DI ORO VERDE

昨日はSan Polo in Chiantiにあるオリーブオイルのメーカー、プルネーティへ行ってきました。

トスカーナのオリーブオイルは有名ですが、名前のほうが有名だけになかなか品質とプライスのバランスが決して良くないオイルも多いのも事実。

そんなわけで、いろんなところに足を運んで、運び損と思うことも多いメーカー訪問ですが、昨日は久々に行って良かった~と思える充実した時間だったのでご紹介を。

プルネーティ家は元々フィレンツェの花でもあるアイリスの栽培農家を代々続けてきて、現在が3代目。ただ、90年代に需要の落ち込みでほとんどの農家が栽培を止めてしまったようですが、その時期に根気強く栽培を続け続けた彼らは、クリスチャン・ディオールの香水の原料として使用するのにアイリスを使ってもらえるようになり、なんとか復興にこぎつけたそうです。

3代目に当たる息子たちはアイリスに飽き足らず、サフラン、そしてオリーブオイルにも力を入れるようになります。特にジョンニ氏のオリーブオイルに対する情熱は凄いもの。恐らく彼のプロ意識がなければ、どこにでもあるような家族経営のの1つに終わっていたことでしょう。

まずは、オリーブオイルが出来るまでの工程をざっとご紹介。

Img_0477

こちらが収穫してきたオリーブです。オリーブは酸化の早い食材のひとつなので、素早く加工し、出来るだけ空気との接触を避けるのも良質のオイルを作るための条件になってきます。こちらでは日中に収穫したオリーブオイルをフラントイオ(搾油所)に持ち帰り、すぐに加工の準備へと移ります。収穫してきた実にはご覧の通り、葉、枝などの異物がまざっているので、きちんと異物を取り除く必要があります。

そこで、かけられるのが除葉の機械。ベルトコンベヤー式に移動させ、振動を与えながらこれらの異物を取り除き、オリーブの実だけを分別します。

Img_0478 次はオリーブの実を砕く作業に移ります。

ちょっぴり湯気で分かりづらいのですが、粉砕機の中に徐々にオリーブの実を送り込み、必要なサイズに砕いていきます。そのサイズは職人の勘がものをいう仕事。

オリーブの品種、熟し具合を確かめながら、程よいサイズに砕いていきます。

Img_0480 次は砕かれたオリーブの実の種、果肉、水分、油分がまんべんなく混ざり合うよう、こちらの機械で練り上げます。

この作業も簡単そうですが、品質を左右する作業なので、よく目で確かめながら行う必要があります。

というのも、混ざり具合が均一でないと、うまくオリーブオイルの分離ができず、かといって、練りすぎると温度が上昇してしまって折角の風味を損ねてしまいます。

Img_0481 さて、次はいよいよオリーブオイルを分離する過程に入ります。

こちらは最初の過程で絞りかすと水分を先に練りこんだ生地から分離しているところ。上部に見えるのが絞りかす、下のほうに出てくる液体が水分です。

ちなみに、日本でよく見るピュアオリーブオイルはこちらの絞りかすの部分を更に集めて2番絞りにして、精製した油でバージンオイルを伸ばしたもの。とはいれ、10%だけバージンオイルを入れただけで、ピュアオイルと読んでいいので、風味も最悪、体にも決して良くないし、全然お勧めできませんけど。。。

Img_0484 さて、油分はというと・・・

こちらの奥の部分から黄色っぽいにごった液体が出てきますが、こちらがオリーブオイルをおおまかに余分なものから分離したもの。

ただ、こちらはまだ完全に水分が取り除かれていないので、今度は更にこの液体の部分を遠心分離にかけます。

そうすることで重い水分は下の管から、そして軽いオリーブオイルは上の管から出てきて、完全に分離されたのがこちら。

Img_0485_1

なんともいえない金色がかった緑の液体がちょっとずつ出てきます。

こうして、エキストラバージンのオリーブオイルが出来るわけです。

尚、こちらのオイルはステンレスの容器に移され、少なくとも1日以上寝かせて、オイルを落ち着かせます。

そうすることで風味が段々良くなってくるとか。

実際に絞りたてのオイルも試飲してみましたが、決してめちゃくちゃ美味しいというものではありませんでした。味はあるのですが、香りがまだ落ち着いていなくて、温度も高めなので、ちょっと違和感がある感じ?

もちろん、新オイルで既に若干時間が経過したものをしっかり試飲してきました。

彼らのオリーブオイルへのこだわりは品揃えにもしっかり反映されています。

レッチーノ、フラントイオ、そしてモライオーロの3種のブレンドのオイルに加え、このそれぞれの品種100%で作られたMONO CULTIVARのオイルも出しているのです。

オリーブオイルなんて何でも一緒だと思っている方もいらっしゃるかもしれませんが、ワイン同様、品種ごとに微妙に香りも味わいも違います。

一通り試飲しましたが、個人的に気に入ったのは、デリケートなタイプだとレッチーノ。インテンスフルーティなタイプだとレッチーノとフラントイオのブレンド、そしてモライオーロも美味しかったです。

そのうちオリーブオイルもワイン同様にきちんとお料理の種類によって使い分けしてもらえる時期が来ればいいな~と祈っている私ですが、本当にそんな日が訪れてくれるでしょうか?イタリアでも、オリーブの品質に関して関心が高くなってきたのは過去せいぜい10年経たないくらいなものでしょうし、こういうメーカーの意識の高さが徐々に消費者に反映され、食生活の改善に繋がるといいですねっ。

蛇足ですが、オリーブオイルはワインと違って熟成させるものではありませんので、皆様、フレッシュなものを選んで、そして開封後はさっさと消費してくださいねっ。

そうすれば、美容、健康の相乗効果大ですよ~。

日本でも、ちょっと高いオリーブオイルを購入する際には、かならず、収穫年の表示がありますので、これからお買い求めの方、RACCOLTA 2006のオリーブオイルを目当てにご購入くださいねっ。まだすぐに新オイルは手に入らないかもしれませんが、来年には店頭に並ぶことでしょうから。2005年ものだと損しますよっ。

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2006/11/23

できたぁ~。

巷は段々クリスマスムードが漂い始めました。

食のお仕事は今が稼ぎ時、ってなわけで、毎日じたばたしながらお仕事しておりますが、うちの会社のクッキー”カプリッチ”のクリスマス用のパッケージもなんとか仕上がり、後はお客様のお店に並ぶのを待つのみです。

Capricci_astucciこの新しいパッケージデザインに加え、数ヶ月に及んで試作を重ねてきた2フレーバーも無事商品化できました。

こちらはレーズンと松の実のクッキーと、ミックスベリーのクッキーの2種類。

レーズンと松の実は比較的イタリアでは良く見かけるタイプで、軽い口当たりで食べやすいんです。

ミックスベリーは、フルーツそのものを使用してあるので、着色料など一切使用なし。トスカーナからモデナに抜ける山岳部に自生しているラズベリーとブルーベリーを使ったもので、この自然の恵みにアクセントのチョコレートが利いて、美味しく戴けます。

さて、今回新しく仲間入りしたのはチョコチップとアーモンドのクッキーとアールグレーと松の実のクッキーです。

チョコチップはダークなものをセレクトし、ちょっと大人な味(?)に仕上げてあります。アーモンドはもちろんプーリア産の甘みのあるものですっ。表面にコーンフレークをまぶしてあるので、さくさく感があって、止められない止まらない味わいで、売る代わりについつい自分で大量消費してしまいます(苦笑)

アールグレーのクッキーは、高品質のダージリンベースのアールグレーリーフティをセレクト、他の香料、紅茶パウダーなどは一切加えず、紅茶の葉が持つベルガモットの香りだけで仕上げてみました。そこに紅茶の香りを邪魔しないよう、デリケートな味わいのピサ産の松の実と隠し味のアーモンドパウダーを加えて味わいが広がるように工夫してみました。

日本向けの商品も空輸で出したばかりなので、もし機会があったら、お試しくださいませっ。

東京はディーン・アンド・デルーカさんの店頭に来週くらいから並びますので、どうぞ宜しくお願いしますっ。

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2006/11/20

当てもなく辿り着いたのは・・

トスカーナはいよいよヌーボーオイルが本格的に出回るシーズンに突入。

そんなわけで、近くの町、モンテスペルトリでやっていたヌーボーオイルのお祭りに行ってちゃっかりお昼を済ませよう~と盛り上がり、いざ出発。

モンテスペルトリは丘陵地になっていて、葡萄畑とオリーブ畑が一面に広がっている場所で、キャンティのゾーンの中でもマイナーですが、個人的にそのマイナーさも手伝って気に入っています。お天気が良い日にドライブするとぽつぽつお城やお屋敷も点在していてちょっと贅沢な感じを味わえますが、今日は向かっている途中から雲行きが怪しくなり、会場の近くに着いたら、雨足が強くなってしまい、傘なしでなめ腐っていた私たちは駐車場から会場まで歩くのはとても無理、とのことで、諦めることに。

Img_0388_1 でも、折角ここまで来たのに、すごすご帰るのももったいないので、どっかぶらぶらしながらめぼしいところで軽くランチでも、ということになり、丘陵地のくねくね道を通り、モンテスペルトリの町を抜けたところで、良さ気なリストランテ、La Belle E'poque発見。

まずは中を覗き込み、雰囲気を確認。悪くなさそう。入り口にメニューがあり、心惹かれるものもあったので、一気に食欲も湧いてきて、即決。

だがしかし。中に入ろうとすると、ワンちゃんは入れないマークとバンコマット故障中とのことで張り紙が。(がーん。)

アンジーを抱っこして、ダメもとで聞いてみると、吠えなければとの条件で、OK。次の難関、バンコマットの確認もすると。キャッシュしかダメとのことで、50ユーロしかないから、お財布と相談してメニューを選ぼうということで、中に。

メニューで値段を見ながら、足し算して、あーだこーだして、ボトルワインかセコンドか天秤にかける羽目になり、テーブルワインもなんだし、ということでアンティパストは半分こ、私はプリモ、アントニオはセコンドを頼むことに。

Img_0380_2頼んだのはこのゾーンにあるファットリエ・パッリのキャンティ2003。何故なら一番安かったから(苦笑)でも、このファットリエは私のお気に入りで、特にオリーブオイルは最高。いつも5リットル缶を買ってきてお世話になっているのでした。

アペリティーボを飲み終えるとタイミングよく出てきたキャンティ。

さて、9ユーロでゲットしたワインのお味も悪くなく、メディアムボディで 香りもなかなか、後味にはほんのりタンニンも利いていて、値段の割りにはなかなかイケました。

そうしているうちにアンティパストのポルチーニとジャガイモのティンバッロ、ルッコラとミニトマトのサラダ添えが届き、アントニオと半分こ。見た目と香りは美味しそうだし、ちょっぴり期待して口に含むと・・

美味しいっ。ポルチーニの風味がしっかり利いていて、硬すぎず柔らかすぎず丁度いい口当たりで、2人してペロリと平らげました。(1人分食べたかったな。。。ぐすん。)

Img_0384_4 次はプリモの洋ナシとタレッジョとバルサミコのニョッキ。

こちらは残念ながら、ニョッキの茹で加減がちょっぴり柔らか目だったのが残念ですが、味自体はバランスが取れていてまずまずでした。

ちょっと真似して今度作ってみよう~。タレッジョの代わりにゴルゴンゾーラ・ドルチェで作っても美味しそうなお味でした。

アントニオは鴨の胸肉と洋ナシの煮込みをオーダーし、こちらもそこそこ美味しかった模様。一通り食べ終わると、オーナーがドルチェを聞きに来てくれたけど、食べたいけど、お金がないから、また今度。と返答すると、”じゃあ、僕がご馳走します”と嬉しい一言。

じゃあ、1個シェアするので、と頼んだのはダークチョコレートのタルトバニラソース添えImg_0386_1

見た目も綺麗。そして美味しかった。(ただだし、美味しさ倍増;)

なんだかんだ言ってお腹も膨れたし、コーヒー飲みたいとこだけど、またお金がないし。。お会計を頼むと。。

ほんのちょっぴり値引きまでしてくれ、お釣りが来そうなので、急遽、コーヒーを持ってきてもらい、太っ腹に5ユーロのチップを置いて(ただ食い、ただ飲みしてるから当たり前だって?!)テーブルを立ち、オーナーにきちんとお礼を言ってお店を出ました。

全然予定外のランチでしたが、近くに素敵な場所を発見出来たし、お店のスタッフの優しい心遣いで美味しいひと時が過ごせました。感謝感謝。Grazie mille!!

こうして、我が家のエンゲル係数はまたもや鰻登り。。。

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2006/11/15

白トリュフの季節

11月に入って、白トリュフがお手頃に食べれる季節になりました。

San_miniato_034 先日足を運んだのはフィレンツェ県とピサ県の境目あたりに位置するサンミニアート。

ここはトリュフの産地として有名。旧市街は丘の上に位置し、トスカーナの典型的な石造りの細い路地の坂道がくねくねと街を形作っています。11月はトリュフ祭りが週末ごとに行われていて、露店が立ち並び、ちょっとしたトリュフ料理がお手頃価格で楽しめるのも魅力です。

しかしながら、年に数えるほどしか食べない生の白トリュフ、せっかくなので、お気に入りのリストランテ、コンヴィオへ。

気取らず、暖かい雰囲気で、一軒家のゆったりしたリストランテは、アンジーもウェルカム。まずは、お水を頼むと、アンジーにもきちんとお水を持ってきてくれました;)

San_miniato_012

さて、ワインはランチタイムだし、軽めに、ということで、モレッリーノの2004年。

ベリー系のフルーティが香りで、まろやかで飲み口も良く、ついぐびぐび飲んでしまいました。

アンティパストはトスカーナの前菜の盛り合わせで、こちらにももれなく、トリュフのかけらの乗っかったクロスティーニがあり、独り占め。

アントニオがトリュフ嫌いで良かった~。(罰当たりな私)

でも、こんな美味しいもの、なんで食べないのだぁ??と思ってしまいますが、南イタリアの人間は以外とトリュフ嫌いな人が多いみたいです。

San_miniato_014 そしてお待ちかね、白トリュフのタリオリーニ。

生パスタのコシもよくって、風味がじんわり。

バターと塩と白トリュフのまさしくシンプルな組み合わせですが、素材が美味しいんだから、シンプルが一番!

見た目よりもかなりヘビーなパスタなので、セコンドはスキップ。

San_miniato_015 トリュフ嫌いのアントニオはというと・・

イノシシのラビオリをカボチャのソースとペコリーノで仕上げたもの。こちらもバランスの取れたピアットでした。

後でもう一口頂戴と言っていたのに、気がつくと、ペロリと平らげられてました。残念。

仕事が過密でお料理する元気がなかなか出ない時期だっただけに、久々にささやかなご馳走にありつけ、2人して大満足。

落ち着いたら、ゆっくりお家でもご馳走食べれるようにしなくっちゃ。

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2006/11/03

出来立てほやほやモッツァレッラ

ここのところ、仕事で北行ったり南行ったりで飛び回っておりますが、今週早々、モッツァレッラ・ディ・ブファラの本場、カセルタ方面で行って来ました。

フレッシュチーズの中でもイタリア独特の水牛乳で出来たこのチーズは鮮度が命。

仕事の関係上、つい輸出もしてしまうのですが、個人的には本場でその日のうちに食べたい数少ないチーズの1つでもあり、出来れば、イタリア国内それもカンパーニアの本場にて味わって欲しいチーズです。

さて、今回訪れたのは肥育からチーズ製造まで自分たちで完全に行っている共同組合。

Bufala これが原料乳を提供してくれる水牛たち。

のどかな顔したこの水牛たちはたいへん好奇心旺盛で、腰は引けていても、視線は訪問者のほう。

肥育者が与えるのは写真の通り、生の牧草、それに干草などを適宜混ぜながら完全に自然な餌100%で肥育しています。

ここ数年、この水牛モッツァレッラの需要が飛躍的に伸びていて、去年の輸出量の伸びは100%を超えていますが、その反面、悪質な業者が後を絶たないのも事実。DOPで厳しく管理されているチーズではありますが、チーズの生産量が実際の搾乳量を上回っているのは何故??? 昔から、旧東欧諸国などから入ってくる安価な輸入乳や冷凍乳を混入して作る話はよく聞く話ですが、最近はイタリア国内業者もステロイド剤の使用で摘発されたばかり。せっかくの伝統的なチーズを一部の心無い人たちのせいでイメージダウンしてしまわないのを祈るばかりです。

話はチーズに戻り・・

Filatura_1 南イタリアでは、パスタフィラータといって、カッティングされたカードに熱湯を入れながら、繊維状の均一な生地になるまで練り上げた後に成型されるチーズが沢山あり、モッツァレッラはその代表格。

左の写真はフィラトゥーラの作業の様子。今や工業生産されることも多くなってきたこのチーズですが、未だに地元の消費者に圧倒的な支持を得ているのはやはり手作業で練り上げた生地で出来たもの。

日本に入っているモッツァレッラ・ディ・ブファラは既に一番美味しいポイントを過ぎているもので、実際の食感を味わうのは不可能なのですが、しっかり繊維質を感じられるのに、ジューシーな独特の食感、皆様にもお届けしたいものです。

さて、練り上げた生地は職人さんに一塊ずつちぎられ、次に成型する作業に移ります。

Mozzare イタリア語でMozzareはちぎるの意味、これが語源でモッツァレッラといわれる訳ですが、ご覧の通り、2人1組になって、チーズを1個ずつちぎって作っていきます。

引きちぎられた断面を見ることで手作りか機械で作ったものか見分けがつきますが、手作業で作られたチーズの食感はやはり最高。

日持ちが悪いのですし、サイズも1個1個違うので、この逸品を食べれるのは地元の人間の特権。

ちぎられたチーズは加塩されたホエーの中に浸され、程よい塩味になるまで4,5時間寝かされます。

さて、当然のことながら、一通り見学した後は試食タイム。

直接塩水プールから掬い上げて持ってきてくれたボッコンチーニを頂きましたっ。

手で引き裂くと、生地はしっかりと繊維状でジューシーで弾力性抜群。口に含むと水牛乳独特の風味が広がり、とても心地よい食感で、はるばる来て良かった~と思える瞬間でした。

帰りにはお土産に水牛乳で作ったリコッタ、カチョブファラなどいろんなものを頂戴し、我が家はしばらくブファラ三昧の日が続きそう。フィレンツェの友人を招いて、500gの大玉のモッツァレッラも一緒に食べ、大好評でした。

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2006/08/26

ポルチーニの季節

昨日は行きつけのリストランテ、ベルコーレへ。

いつもの如く、肩の凝らない素敵なスタッフに迎えられ、楽しい一時を過ごせました。

これからイタリアは生のポルチーニを食べることが出来る貴重な季節。今日はポルチーニがあるよ~という言葉に惹かれ、シンプルにポルチーニのタリアテッレとタリアータにポルチーニのグリルを添えて作ってもらいました。

Dsc06334 ついつい食い気が先行し、手をつける前に写真を撮るのを忘れておりました・・・

既にカットしてしまったポルチーニですが、肉厚で、風味が良くって美味しかったです。素材が美味しい時には小細工は必要なし。素材を生かした料理、これぞイタリア料理の基本です。

さて、普段たいていのお店でポルチーニにはイタリアンパセリを加えることが多いのですが、ここでは、しっかりキャットニブというきのこに相性の良いハーブを使ってくれるので、風味を邪魔せずに美味しく頂けます。

イタリアだと、市場などでポルチーニを買う時にはキャットニブも一緒にくれたりするのですが、手に入らない時には、イタリアではそこらの野原にも生えているハーブなので、犬の散歩がてら、ハーブ探しすれば大丈夫。

これから徐々にトリュフも美味しくなる季節。ピエモンテ産の栗も見逃せませんっ。

今年は9月中旬から1ヶ月近く日本に帰るので、美味しい時期をちょっと逃してしまいますが、その分、日本の秋を存分に楽しみたいと思います。

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2006/05/20

シエナの黒豚、チンタセネーゼを訪ねて

ちょっぴり間が空きましたが、先週のシエナ県の食の旅の最終日にはチンタセネーゼの肥育、加工、果物の栽培、加工しているオーガニック農家へ行ってきました。

場所はアミアータ山の中腹あたり。周りは緑一色で、鳥がさえずり、新鮮な空気が暖かく迎えてくれました。

Dsc05695 この地方の黒豚は白い縞が入っていて、見た目もちょっぴりキュートな感じ。野生で育っていた豚だけに、白豚よりも鼻の部分が長く、耳が前傾していて目の部分を覆うようになっているのは、やはり山の中で生活しやすいように徐々に進化した証拠のようです。

ここの肥育者は完全に放し飼いにしていて、40haの敷地内に約250匹のチンタセネーゼを飼っているとのこと。彼らの餌は100%オーガニックのものばかり。木の実(どんぐり、栗など)、草、きのこなど生えているものを食べて育ちますが、木の実が少ない時期には適宜とうもろこしや穀物を与えて栄養補給しています。

でも、こうやって広い原野で生活している豚さんたちはストレスもないので、伸び伸びとしていました。チンタセネーゼが成熟するのには、最低17.8ヶ月の肥育期間が必要。6ヶ月ほどで肥育される白豚からするとコストも敷地面積も必要なので、かなりの投資が必要ですが、こうやって動物を愛し、手をかけて育ててくれる肥育者の方がいるのは心強いことです。

チンタセネーゼは白豚よりも脂身が分厚いのですが、普通の豚と違って、善玉コレステロールが多いのが特徴。コラーゲンもたっぷりですし、体にも優しい脂身です。

Dsc05689 さて、こちらがチンタセネーゼの生ハム。トスカーナではパルマの生ハムと違い、肩肉は使わないので、モモの部分のみ生ハムにされます。

ここではシンプルに塩、胡椒だけで味付け、一切添加物などは使用せず、最低17,8ヶ月ゆっくりと熟成されます。

普通の白豚の生ハムよりもかなり小さめ(5,6kg程度)ですが、色も濃く、赤みの部分も脂の部分の風味とコクも濃厚で、本当に贅沢な逸品です。お値段も目が飛び出るほどいいものですが。

イタリア国内でも小売店で買うとキロ単価が80ユーロ程度。でも、肥育の手間と苦労を考えると意外と安い買い物かもしれません。