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2008/08/23

アルトアディジェの食材たち

Formaggi 本当は旅の記憶が鮮明なうちに書こうと思っていましたが、気づいたら旅行から戻ってきて早2週間も経過してしまいました。。。

今回もいつものことながら食いしん坊旅行だったんですけど、ちょっとだけ巡り会った食材たちをご紹介。

こちらは春に一度書いたことのあるDEGUSTのチーズたち。

今回もちょっとだけお邪魔したんですが、忙しい中、いろんなチーズを食べさせてもらいました。

Malga2手前右側にあるのが国境に近いオーストリアで出来るフォルマッジョ・ディ・マルガ(山のチーズ)、右の画像のように、夏場に放牧しながら仕込むチーズで山の豊富な草を食べて絞られるミルクの風味を得て、こくのある黄身の強いチーズにしあがります。これは去年仕込んだものです。

でもパルミジャーノやグラナの生産者でよく見かけるフリゾーネ種ではなく、牛の種類もアルプスで見かける種類の牛ばかりで、ミルクの質も美味しそう。

訪れたマルガ(夏山の酪農所)では、今年仕込んだ熟成の若いチーズしか食べられませんが、甘みがあって、食べやすく、サラダに入れて頂きました。

Franz_haaz アルトアディジェだったら、やっぱり白ワイン。この地方でよく栽培されるPinot Biancoが飲みたいと思い、宿泊地から程近いFranz Haasにて購入。

個人的にここのモスカートローザが好きで、よくデザートと合わせて飲むんですが、このPinot Bianco、とっても良かったです。

パンとアーモンドのような芳ばしい香りでボディーもしっかりしていて、心地よい酸味があって、素晴らしくバランスの取れたワインでした。

やはりアルトアディジェの白ワインは最高です。全体的にヴェネトとかフリウリよりも洗練されているし、美味しい~。

お値段も白の割りには結構お高いですけど、これだったら悔いはなしって感じでした。

Sorgente

途中街角からちょっと丘に向けて上ったところで、湧き水に遭遇。

とっても透き通った冷水で、これがあれば美味しい葡萄も育つだろう~と勝手に納得した私でした。

海抜も高めで朝晩の寒暖の差もある気候で、元々ワイン用の葡萄の栽培に向いた土地でしょうが、澄み切った環境はやはり地元の人たちの保護の賜物かも。

Pane さて、南チロルのパンやさんの顔ぶれは他の場所とはまた結構違っていて、シリアルやスパイスをふんだんに使用したものがいろいろと揃ってます。

全部が全部好みという訳ではないですが、それでも、お食事の時に出てくるパンたちはコクや特徴があって、楽しめました。

でもやっぱりパンやさんの雰囲気は完全にオーストリアって感じ。

そうそう、雰囲気だけではなく、営業時間もオーストリアなので、イタリアの時間に慣れている人間は要注意です。

初日にバーベキューをしようと思い買出しにいきがてら、ちょっとだけ町を散策したのですが、7時を回ってからスーパーに行ったら、思いっきり閉まっておりました・・・

お昼も12時には閉まりますですぅ。そして4時くらいまで昼休み。てことはイタリアよりも更に営業時間短いってこと??

Polenta

さて、伝統料理はというと、結構冬場に食べたい~って感じの顔ぶれがほとんどです。

最初はまずスペックをつまみ・・・・

こちらはポレンタにきのこが乗っかったもの。

一緒にゴルゴンゾーラドルチェが添えてありました。

Carne_10 こちらも伝統的なお料理で、カネデルリという硬くなったパンをやわらかくして作ったボールにグーラシュという赤みのお肉をワインで柔らかく煮込んで作ったものがかかっています。

カネデルリ、結構嫌いじゃないんですよね。

グラーシュもとっても柔らかく煮込んであって美味しかったです。

んーん、でもやっぱり冬???

ここに住むだけでちょっと体重が増えそうな気がしましたわ。。。

ここはコテコテの伝統料理を出すお店と言われたとおり、本当にコテコテでしたが、これはこれで良い経験でした。お店の人もとてもフレンドリーで、隣のおっさん連中も陽気に話しかけたりして、楽しい旅の思い出です。

でも次は冬に行きたいお店なのは間違いなしです(爆)

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コメント

こんばんは

どの写真も日差しが夏~って感じね。
きれい・・

アルトアディジェの白、飲んでみたいなあ。
地方の料理にはやはり地元のワインを合わせるのがばっちりよね。土地の成分が同じってのがあるんだろうね。

サヴォアで飲んだモンドウーズも土地の料理にピッタリだったよ。
日本では扱っていないみたい。

煮込み系、多いよね。
寒くなると恋しくなります~。

投稿: あん | 2008/08/23 15:19

あんちゃん

そうなんだ。丁度行った頃は猛暑が続いていた頃だったから、アルトアディジェでも日中は晴天で暑い日差しが伝わってくる毎日だったよ。

アルトアディジェの白ワインは本当にお勧め。赤もラグレインとかピノネーロとかもまあまあ美味しいんだけど、個人的にはトスカーナの赤のほうが好き。まあ飲みなれた葡萄というのもあるんだろうけどね。

ただ、ドイツ語圏だからラベルだけ見ると一見ドイツワイン?見たいなものも多いので、見逃すこともあるけど、お勧めはPINOT BIANCOのほかにもKERNER, SYLVANERなどもあまり知られてないけどいいよ。もちろんGEWÜRZTRAMINERもあるよ。


投稿: Aya | 2008/08/23 15:37

確かに確かにこの辺のお料理って、もうイタリア料理ではなく日本人のあたくす達にはちょっと重い物が多いですねぇ。。。
今回食べに行ったレストランでも途中でカネデルリが出て来ちゃって(コースだった)もぉーそれ食べた後は吐いてしまうほどお腹がいっぱいでいっぱいで。
量はそんなに食べてないと思ったんだけどもネェ。
でも、この辺のワインはやっぱり白がおいしいですね♪
あたしゃーワインの事はサッパリですけども(笑)

投稿: gellius | 2008/08/23 18:00

ピエモンテの白も結構好きなんですけれど、アルトアデジェも確かに美味しいですよね。家の普段使いのワインは一本3ユーロまでに決めているので(エッセルンガで30%とか40%とかを買うのが殆どです)その枠内にはアルトアデイジェは入らないんだけど・・。(高くないですか?トレンティーノもアルトアデイジェも・・)そうそう・・あちらってスーパーの営業時間が短いですよね。良人がアパートをあちらに借りて週3日仕事をしていた時には、仕事が終わった後、スーパーが閉まってしまうので、と言ってここから食料積んで仕事に行ってました。

珍しいパンにチーズ。食べたいなぁ・・。

投稿: ihoko | 2008/08/24 07:15

gelliusちゃん

ほんと、この辺の料理はイタリアじゃあないよね。
美味しいけど、毎日食べれる料理ではないのは確かだわ~。

コースの中にカネデルリはヘ、ヘビーっすわ。よく頑張ったねぇ。
ワインさっぱりのgelliちゃんも美味しいという白(爆)、私も大好きだわよん。

投稿: Aya | 2008/08/24 10:38

ihokoさん

確かにアルトアディジェの白ワイン、デイリーワインで買うのには高いですよね。
我が家も普段は頻繁には飲みませんが、やっぱり美味しい白が飲みたい時にはアルトアディジェかなあ?
隣接の州のワインの倍くらいの価格のものが多いですけど、やっぱり品質が違うんですよね。
やっぱりミクロクリマの違いでしょうかね。

ほんと、スーパーの営業時間とっても短いです。
他の食料品店も早く閉まるので、仕事している方には不便ですよね。。せめて7時半くらいまで開いていると思っていたら甘かったです(苦笑)

パンもチーズも美味しいですよ~。
そのうちお土産話だけではなくチーズもお裾分けしますわっ。

投稿: Aya | 2008/08/24 10:46

アルト・アディジェはやっぱり、何を見ても遠い気がします。
イタリアじゃないみたい・・・。
ホント夏に食べたい料理じゃないけど、冬は寒そうでもっと行けない・・・。
チーズは基本的に牛のミルク?
それならAyaさんが一押しのチーズ、私も一度試してみたいわぁ。

投稿: kinuko | 2008/08/25 07:31

Kinukoさん

シチリアからしたら凄いギャップでしょ?
冬はやっぱり外は寒いけど、室内は逆に暖かいから徒歩で歩き回らなければいいかもよ?!
だけど、葡萄畑の緑や紅葉が綺麗な時期がここらへんの魅力が感じられるかな?
チーズこの近辺のは牛が圧倒的に多いけどヤギとかもちょこちょこあるよ。

でも、シチリアもアルトアディジェも自治州だけど、こんなに違うものかった感じだったよ。
道路も山道も綺麗に整備されているし、当然のことながらごみも散乱してないし、ね。
シチリアも誰かの私腹を肥やさなければさぞいいところに変身しそうなのに、ね。

この前のベルルが“ispirandosi al pensiero di Falcone”と使ったことでパレルモのまともな人間たちは怒っていないかしら??
うちのダンナ大怒りでしたわ~。

投稿: Aya | 2008/08/25 09:05

いろんな人のところでアルトアディジェを見て、むしょうにいきたくなってきてるところへ、追い討ち!!!
夏の山、そしてイタリアのようでイタリアじゃない(ベンベン♪)てのに憧れますわ~!!お料理、ほんまにコッテコテやね。スペックのポレンタ、ゴルゴンゾーラ・・・でもカネデルリは食べたことない。どれだけ重いのか(笑)食してみたいわ~!

投稿: くみこ | 2008/08/25 09:10

くみこさん

アルトアディジェ、トレンティーノと隣接しているけど、文化圏ががらりと変わるから別の場所って感じよ。
尤も彼ら同士でも折り合いが悪いらしいけどね。

お料理は今年の夏のように暑い時期には間違っても連日連夜食べたいものではありませんが、それでも一個一個は美味しいよ。
カネデルリ、伝統料理のトラットリアとかでなければ、さっぱりバージョンとかもあって、正直私はそちらが好みだったりします。でもオリジナルの形も美味しいのは美味しいよ。
自分でも簡単に作れるので試してみては?

投稿: Aya | 2008/08/25 09:18

夏にこのメニューはヘビーよね。でも名物となると食べずにはいられない(笑)私も、カネーデルリは、滞在中一度は食べる一品です。スープで頂くのがお気に入り!

このFranz Haasのモスカートローザ、うちの主人も大絶賛していたよ。なかなかお目にかかれないみたいで、私はまだ一度も飲んだことないんだけどね。Ayaちゃんのお墨付きだから、かなりおいしいんだろうな...いつの日にか必ず!

投稿: Riccia | 2008/08/25 13:17

Ricciaちゃん

やっぱり、夏はヘビーだけど、行くなら食べなくっちゃでしょ?
スープも食べたことあるよ。こちらのほうがさっぱりだよねっ。

Franz Haasのモスカートローザ、これまで飲んだものの中では1,2を争うかも。
もう一社トレント郊外でもモスカートローザがめちゃくちゃ美味しい小さなつくり手がいるよ。
http://www.masobergamini.com/new/vini_moscato.html (ここはモスカートローザだけお勧めなんだけどねっ。でも本当に美味しい。聞いたら、Luca Maroniから最高ポイントもらったことがあるらしいよ。)
でもどこでもは買えなそうだけどさっ。
もしモスカートローザ好きだったら、この2社試して欲しいわ~。

投稿: Aya | 2008/08/26 08:38

皆さん書いてらっしゃるように・・ほんとこの辺はイタリアじゃあないよねぇ。
この季節、イタリアじゃ割りと軽く食べて・・って感じだけど昼からこれはすごいわぁ。
冬に食べたいよねぇ、確かに!(爆)
でもパンとチーズ美味しそう~。
そこに居たかったわ、あたしも

投稿: きっこ | 2008/08/26 15:03

きっこちゃん

ほんとほんと、イタリアにいながら海外旅行気分に浸れるのっていいよね。(現実逃避・・・)

初日の昼はこの地方独特のニョッキとか食べてお腹がはちきれそうになったんだけど、さすがにヘビーだから2日目以降はヘビーはものは夜に回してみたよ(爆)
そうでないとまじで動けない。。。

パンとチーズ、美味しいよね~。
丁度ボルツァーノでCalici di Stelleやってたのでそれも行ったんだけどさ、夜になると夕立が毎日のようにやってきて、その日も雨が結構降ってきて早めに切り上げました。
でもワインいろいろと試飲しながらのつまみ食い、まともに晩御飯食べるより嬉しかったかも;)

そのうちきっこちゃん、チーズやさんに案内したいわ~。

投稿: Aya | 2008/08/26 15:11

お尋ね。です。

こちらの記事には関係ないですが、
結構、前から白ワインは気をつけていないと、飲んだ後、足とか手がひどくむくんでしまう現象が出ていたのですが、proseccoが最近全滅気味なんですね。昨日も友人カップルがご飯を食べに来てくれて、小旅行のお土だと高級そうなproseccoを自宅で冷やしたものをわざわざ持って来てくれたので、早速開けて頂いたのですが、う~~~ん。これも駄目でした。原因って何だと思われます?他にも私みたいな人っているのかしら?ご存知ですか?

投稿: ihoko | 2008/08/27 12:23

ihokoさん

白ワイン、特にプロセッコのアルコール分解に問題があるんだと思われますけど、きっと原因として考えられるのはワインの構成成分の糖の占める割合と糖分の種類にあるのでは?と思います。
辛口のワイン(赤、白)は比較的に消化しやすいのですけど、糖分の多いワイン、特に果糖を多く含むワインは普通のワインよりも若干消化に時間がかかる人が多いようです。実際、白ワインが残ると感じる人が多いのも事実。

プロセッコなどの発泡性のワインは製造過程で二酸化炭素を発生させるために、蔗糖と酵母を添加するので、普通のワインよりも糖の残留量が多めですからね。。
カテゴリーに更に分かれるので、厳密にはそれぞれの区分で違ってきますけどね。

普段は食事の消化を助けたり、胃を刺激するので、食前酒としてよくふるまわれますけど、体質はありますしね。。

恐らくアルコール分解の際、酸にたどり着く前のアルデヒドの状態が長いんだと思いますが、少しでも予防するとすれば、アルコール分解を助けるカフェインを食前に飲んでおく(コーヒーでも緑茶でも。。。)、チーズなどの乳製品で胃壁を保護しておくくらいしか思いつきません。

むくみ自体だけだとカリウムを多めに含む食品を食べるといいですけど、アルコールが絡んでいると思われるので、単純ではないでしょう、きっと。
ちなみに、すいかやトマトが有効です。

投稿: Aya | 2008/08/27 12:56

詳しいお答えありがとうございます。科学的で理論的なので非常にわかりやすいです。私ね。白ワインには昔から弱くて本当に気をつけないと、翌朝お岩状態になる事が時折あったので、飲むものを限定しているのですが・・(口内の手術前は一口をつけるだけでOKそうか?どうか?が分かるようになっていたので、怖がらずになんでもとりあえず試していたのですが、術後、失くした神経のせいでどうも感覚が鈍ったようで、時折、ミスるんですね)
カフェインを飲むという方法でこの次からはトライしてみます。昨日のも口当たりも良く、なかなか食の進みそうな美味しいものだだけに、非常に悔しかったですので・・。

投稿: ihoko | 2008/08/27 14:03

ihokoさん

実際に役に立つかは分かりませんけど、何もしないよりはマシかもしれませんので、お試しください。
あとは二酸化硫黄の残留量とかも起因しているかもしれませんけど、ね。

味覚が鈍感になるといろいろと不便なことが発生しそうですね。。。その分意識してカバーしなくてはいけない部分がでてきたりで大変でしょうけど、せめて美味しいものは楽しめるように祈ってますわ。

投稿: Aya | 2008/08/27 18:25

ありがとうございました。

>あとは二酸化硫黄の残留量とかも起因しているかもし

多分、これも大きいのでは?と思っているんですが・・。


PS*以下は、最近の家の大ブーム。良人とモモをお供にしております。肩こり治ります.
さぁさ。Ayaさんもご一緒に

http://jp.youtube.com/watch?v=vnhoQuA91kg&feature=related

投稿: ihoko | 2008/08/28 09:23

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