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2007/11/13

一躍有名人??

現在ダンナの生まれ故郷、バゲリアではちょっとしたイベントの話題で持ちきりらしい。

それは、ニューシネマパラダイスの監督トルナトーレが自分の生まれ故郷バゲリアを舞台にして新作映画”Baaria”(バゲリアの方言読み)を撮影中だから。

撮影の舞台にシチリアを使用することで有名な監督ですが、今回はご自分の生まれ故郷で、じもっぴいをエキストラにして撮っているみたいで。

ダンナの家族や親戚もこの機会にとここぞとばかりにエキストラ出演のオーディションなどに参加しているらしい。

目立ちたがりなダンナの義兄は控えめで嫌がるおねえちゃん、サラの写真を勝手に持って行って、自らやるき満々でオーディションに出かけていき、自分自身も1シーンエキストラ出演したらしいけど、意外にも撮影でひっぱりだこなのがお姉ちゃんのサラ。既に写真を見て気に入ったスタッフから電話がかかってきたのがきっかけで既に3回も撮影に参加したそうで、家族親戚の中でも飛びぬけて一番人気(?!)

ダンナいわく、戦時中からの時代設定だから、サラは小細工しなくてもガリガリだから丁度いいに違いないっつうんだけど、弟、全然姉を褒めてないよ~(苦笑)そんなこと言ってたら、あなたはロシアから何千キロ歩いてきた息も途絶えそうな帰還兵だってば!(そしてひどい鬼嫁。。)

でもこれまで痩せすぎがコンプレックスだったおねえちゃん、思わぬ形で一躍時の人?!

(ちなみにトルナトーレとアントニオの亡くなったパパとは実は映画繋がりがある。興味のある方はむか~し書いた記事がこちらにあるのでどーぞ。)

その昔、バゲリアで最初の映画館を始めたのがアントニオのおじいちゃん。それが町の目抜き通りに位置していたのもあり、今監督はパパのいた映画館、"Cinema Corso"のその当時の写真を探しているらしい。

残念ながら今は新しい所有者が前の建物を全て壊して影も形もなくなってしまって丸2年経つけど、監督はその当時の光景を再現したいみたい。

そんなわけでマルトラーナ家は家族総出で過去の写真をあさったみたいですが・・・写真は一枚もなし。残念~。その当時の写真を誰か持っているかしら??

ちなみに撮影現場の多くはシチリアですが、一部はチュニジアで撮影されるみたいです。昔の趣を再現するのには丁度チュニジアがぴったりなのかしらね??

確かに今のバゲリア、別名citta di cemento(セメントの町)と影で堂々と呼んでいる私ですが(爆)、せっかくパレルミターノの別荘地として優雅に栄えた場所のはずなのに、戦前からすると、不法に無秩序に建てられた住居のせいで、なんだか痛々しい姿に変貌しているんだよね~。この映画がきっかけで、ちょっとだけでもいろんな建物や門の修復が進むといいけどな。無理だろうな、きっと。。。

マフィアが仕切っている町っぽいしな。。。未だにショバ代取られるっていうしな~。(大きな声ではいえませんが、未払いで放火とかホントにあるんですよ。)

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コメント

あたくしとしたことが過去記事を初めて読みました、ごめんね?!
で、びっくり。おじいちゃま、映画館を経営されていたんですね。話といい、セットといいかなり似ていたようなので、監督も、Ayaさん一家からかなりのインスピレーションを得たのではないでしょうか・・
映画の中でのチッチョって確か宝くじあてたナポリ人でしたよね?せめて名前を出したかったのでしょうね。
映画の完成が楽しみです!

投稿: きっこ | 2007/11/13 16:31

バゲリアがそんなことになってるなんて、全然知りませんでした!
>そんなこと言ってたら、あなたはロシアから何千キロ歩い>てきた息も途絶えそうな帰還兵だってば!(そしてひどい>鬼嫁。。)
思わず大笑いしてしまいました。(アントニオ、ごめん)

でも映画の一部をチュニジアで撮影、というは正しいと思います。
昔というより、15年前のシチリアと5年前に行ったチュニジアはよく似てましたもの!

投稿: kinuko | 2007/11/13 21:43

きっこちゃま
いやぁ、そんな過去の記事まで掘り下げて読まないって。
そうなんです、ダンナのおじいちゃまが1930年代だったっけな、町で一番最初の映画館を作って、それこそまだマスメディアが発達していなかった頃はとても賑わったそうです。パパの代に入ってからは徐々にテレビの普及、そしてビデオの普及でかなりの打撃を受け、一番映画館離れが進んだ時期とパパの高齢が重なって閉館を決意したとか。
でも、10代前半から60過ぎまでずっと映画館で過ごした人だったから、彼の人生の一部だったと思います。
そーです、チッチョは宝くじ当てたおっちゃんですよ。

投稿: Aya | 2007/11/14 12:53

KINUKOさん、あらら、パレルモから近いからてっきり知ってるかと思ってましたですわ。
バゲリア近辺でいろいろと撮影しているみたいですよ。
でもアントニオ、冗談抜きで帰還兵にはまり役だと思うんだけど、どお? (おまけ:殺される前のキリストとか。。)
ひょっとしたら月末に実家に帰ろうかと言っているので、もし撮影してたらオーディションに行かせて見ようかしら(爆)

やっぱチュニジアと似ているんだ?私は行ったことないからわかんないけど、結構そうやっていう人多いよね。

投稿: Aya | 2007/11/14 12:58

前の記事も遡って読んだよ。おじいさんの思い出が一杯詰まった映画館、今はもうないなんて悲しすぎるね。1930年代の映画館なんて、永久保存すべきだったのに。イタリアって、変なところを規制するくせに、肝心のものをこんなに簡単に破壊するのを許可するなんてひどいよね。

どんな映画が出来上がるのかとっても楽しみですね。なんか、私もわくわくしてきた!

投稿: Riccia | 2007/11/15 10:39

AYA さん、お久しぶりです。

トルナトーレの新作!のお話だったので思わず、コメントしちゃいます。
これって日本でも公開されるのかしら?エンニオ・モリコーネとまたコンビを組むのかな~。だったらいいな~。
楽しみにしています。

投稿: ykdohko | 2007/11/15 14:39

Ricciaちゃん、過去の記事まで見てくれてありがとね~。
そうなの、おじいちゃん、パパが一生過ごした映画館、本当は残して欲しかった気持ちでいっぱい。
一時はダンナも再度手直しして映画館やれればと思った時期もあったみたいだけど、先立つものもなかったみたいで、結局そのまま日の目を見ることなく売られてしまったんだ。
でもほんとに旧市街のど真ん中にあったのに、簡単に壊しちゃって、今は面影も何にもないスポーツ洋品店になってしまいました。

ほーんと、映画自体も楽しみだけど、家族はもっぱら身内探しに映画に足を運ぶことでしょう(爆)

投稿: Aya | 2007/11/15 14:53

ykdohkoさん、お元気ですか??
日本公開どうでしょうね? どこかではやりそうですけど。
音楽誰が担当かよく分かりませんが、これまでの流れだとモリコーネのような気はするけどなっ。

投稿: Aya | 2007/11/15 14:55

へぇ~今そんな映画を撮影中だ何てすごい見て見たい!
ニューシネマ~も大好きだったし、あのシリチア独特の雰囲気がひしひし伝わってくるんだろうなぁ~。
しかし、最近のニュースとか見てもやっぱりマフィアてまだまだ活躍(?)してんだなぁ~と思ったら怖いですねぇ。

投稿: gellius | 2007/11/15 22:15

gelliusさん、おっはようございます。
そうなんですよ、トルナトーレはいっつも故郷のシチリアを舞台にして撮影することがほとんどなので、地元の人間が映画にかかわることが多いみたいですよ。
でも、ほんと、マフィアに仕切られているんだなーっていうのは実際にシチリア人の生活を住民サイドから垣間見るようになってひしひしと感じますですよ。
でも恐怖の均衡が保たれているのも実際のところみたいで、いわゆるマフィアの巣と言われる場所では犯罪が起こらないとか。。ドンがいたほうが平和?!
うーん、難しいところです。

投稿: Aya | 2007/11/16 10:20

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