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2007/10/31

イタリアの運送屋たち

現在、イタリア国内外の年末需要を控え、運送屋も大忙し。そーんな訳でトラブルもいつもに輪をかけて続出の毎日です。

でも、イタリアの運送屋は本当にひどい。日本人の常識なんて通じませんです。

先週から今週までの10日間で発送したもの、またはピックアップしたもの、また納品されたものなどでお世話になった運送回数は20件ほどですが、そのうちトラブルが発生、もしくは一度はコールセンターにクレームを上げ、間違った内容を訂正させたものを合わせると、なんと5件。なんと25%の確立で問題が起こるってこと?

ここ10日間を振り返ると・・・

商品はもはや商品としての役割を果たしていないとのことで、手元にすら商品が届かなかったのが1件。(こちらは友達のいる運送屋だったので、すぐに被害届けを出して現在払い戻し+損害賠償の手続き中。)

運送屋の登録ミスのため、契約の運送やから間違って配送先に着払いで請求してリジェクトされた貨物が2件。こちら、後ほど営業所に文句言って、きちんと配送してもらいましたが、発送日に余裕がなかったらアウトでした・・・

ルーズな運転手のせいで、エキスプレスの運送屋でありながら納品までに永遠4日間も待たされ、挙句の果てにはとんでもないコンディションで届いたのが1件。これは本当に頭に来たけど、運転手が面倒臭がって、配送にいったら、たまたま倉庫が閉まってる時間に鉢合わせしたので、5分待てば来るというのに戻ってきてくれず、その後も何度もクレーム上げて急ぎで納品するように営業所に言っても、運転手は知らんふりで自分の都合の良いようにやられ、忘れた頃に納品されたパスタはとんでもない姿に変貌しておりました。。

最後は、恐らく運送業者のスペースの問題もあったのだろうけど、先週末にミラノに出荷して、火曜日午前中まで必着という条件にもかかわらず、今日になって納品されていないのが発覚したのが1件。慌てて、メーカーが発送した営業所に問い合わせると、納品されてから発送した後に配送を見合わせるように指示があったから遅れたのであって、自分たちのせいではないと訳の分からない言い訳。ちなみに、だーれもそんなこと頼んでおりません。その後、配送するベルガモの営業所に電話したら、ただ単に彼等がなかなか配送してこず、今朝になって納品されたのが判明。いつもいつもバレバレの嘘ばかりついて、頭に来るわ~。ちなみに、彼らは毎回のようにトラブルを起こし、いろんな嘘を言ってくれますです。約束できないのなら、エキスプレスと言わないように!って声を大にしていいたい!!嘘つく余裕があるなら、改善する方法を考えろと言いたいわ。一日なら大目に見てあげてもいいけど、3日も倉庫に留めておくのは論外だわ。

そういえば、先週、こんなのもありました。

どうしても急ぎの大事なサンプルがあり、水曜日必着で、なんとかきちんと到着させるべく発送した時点からモニタリングしてたら、プーリアの集配所で、あ、今日のには間に合わなかったからあさっての配送ね、とさらりと言われ、フライトに間に合わないと目の前真っ暗・・・と思ってたら、次の日に奇跡が起こったかのように納品されてたなんてのもありました。

そんなわけで何でもありな世界ですが、みんな責任感の見られないとんでもない代物ばかりです。

はぁ。。。イタリアで仕事する限り、この手のつまらないストレスから解放されることはないのだろうなぁ。。。。ショボン。

Tagliatelle_con_barolo 昨日の夜は運送屋にめちゃくちゃにされたバローロ入りのパスタを持ち帰り、晩御飯にしました。

赤ワインと葡萄とバルサミコと月桂樹の葉を使って煮込んだラグーを合わせて作りましたが、なかなか美味しくいただけました。

トリュフのパスタも被害に遭ったので、明日はトリュフのタリオリーニかしら?

美味しいものにありつくのはせめてもの救いだけど、被害商品をきちんと損害賠償してもらえる可能性は低いので、困ったものです。あーあ、こんな時、日本のようにもうちょっとプロ意識を持った運送屋がいると嬉しいのになぁ。。。

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コメント

Ayaさま、はじめまして!!

ブログに遊びにきてくださりましてどうもありがとう
ございます。キッコさんのところからいらしたのですね!

お料理のお仕事をイタリアでされていらっしゃるなんて
すごいですね~♪♪ 憧れちゃいます。

それにして、運送屋さん。大変ですね。25%の確立って、日本じゃありえないですよね~。そんなことにも
負けず、がんばっていらっしゃるのですね。応援してます。

さてさて、オステリア・デラルコ!去年行ってきました。トリュフのコースを食べて満足。いいお店ですね。
トレフォルケッタの夕食会の手伝いは、ブラのグスト
のチームでちょっとだけ写っているかも?
昨日は、Niko Romito の夕食会に客として参加してるので、多分、テレビにちょっとだけ写るかも?
客席に赤いドレスを来た人がいたら、それは私です(笑)

AYAさんのブログ、お料理の情報がいっぱいのっているので、また遊びにこられるように、ブログにリンクを
もらって帰りました♪
これからもよろしくお願いいたします。

投稿: marina | 2007/10/31 19:46

日本人の真面目さを、あらためて認識しました。
お国柄って有るんですね☆

投稿: ロコママ | 2007/11/01 02:32

marinaさん、こちらこそ遊びに来てくれて有難うございますっ。そうなんです、基本的に業務用のチーズをセレクトしたり、それ以外の食材を業務、食材専門店用にセレクトして紹介したりというのがお仕事ですが、元々食いしん坊なので、こういうのは勉強してても飽きないのですよね~。でもイタリアは地域性がはっきりしているし、伝統も日本なんかより受け継がれているから本当に素晴らしい造り手に会えるとすごく感動します。
とはいえ、段々後継者の問題や大手の工業生産のメーカーに押されてこういう小さなメーカーが廃れつつあるのは否めないですけどねっ。だからこそ、私は後者の造り手の見える食べ物にポイントを置いてやっています。価格も高いし、フォローも必要なので骨は折れますけど(苦笑)、でも商品が認められてイタリアから出て行く日には子供を送り出すような気分です。
でも、本当に運送屋、すっごいんですよ。常識では考えられないことが次から次へと起こるので、いっつもビクビクです。特にフレッシュチーズで持ちの悪いものなんかだとゲッソリ。心臓に悪いです。
オステリア・デラルコ、行かれたんですね!でも本当に気取らなくって暖かい雰囲気で、素材をしっかりと生かしたちょっとだけ気の利いた料理には好感が持てました。シェフもとても気さくな人でしたよ。
それはそうと、ガンベロロッソで今度チェックしておきますね~。
リンクしてくれて有難うございます。私もリンクの欄を作りたいのに、自分でテンプレート作っているので、未だに思うようにアレンジできず(涙)。そのうちリンク欄できたら、私も是非リンクさせてもらいますね。
それではまた~。


投稿: Aya | 2007/11/01 07:48

ロコママさん

いやいや、本当に日本みたいにいろんなものがきちんと機能している国ってないですよ。
私も海外に出て初めて自分が特殊な国で育ったのを知りましたです。日本にいた頃は当たり前のサービスと思っていたことに、今はいちいち感動するくらい(笑)痒いところに手が届くサービス精神は凄いですよね。
イタリア人にそんなサービスは毛頭求めてないのですが、せめて1日遅れくらいでしっかりとやってくれると有難いのですけどね。世の中、そんなに甘くないみたいです(苦笑)

投稿: Aya | 2007/11/01 07:51

ほんとうだねぇ。
イタリアも日本も別の国だから比べちゃいけないとはわかっていても、でもお金を払っている以上、それ相当のサーヴィスを受ける権利がこちらにはあり、それに応える義務がむこうにはある。

日本と同じようにとは言わないけど、ある程度満足を得ることが出来るサーヴィスを提供して欲しいものよね。
いやはや・・おつかれさまです

投稿: きっこ | 2007/11/02 13:58

なんだか、すんごいね・・・・・
なによりイタリアでクレーム処理しながら仕事しているあなたに感動だわ~
日本の運送屋さんに疑う気持ちって全く持ってないもんね。それよか、早さに感動してしまうくらいなのに。トイレットペーパーに始まり?!日本は素晴らしい国なのね~

投稿: パーゴラ | 2007/11/03 06:06

きっこさん、
そーなのよ。こっちも全く日本と同じレベルのサービスを希望しているわけではないし、ちょっとくらいのトラブルは許容範囲と思いながらやっているんだけど、貨物の量が増えてくると俄然ガタガタなイタリアでした。全然オーガナイズされてないからさっ。でもひどいのはさ、コールセンターとかに電話して貨物の詳細が確認できず数日後に出てきたと思ったら、出てきただけラッキーだと思え、なんて平然として言われるからね。逆上どころじゃないよー。

投稿: Aya | 2007/11/03 11:44

パーゴラさん

お久しぶり~。元気にしている?
そーなのよ、イタリアにいる限り、ここはほとんど第三世界と思って過ごしたほうがストレス溜まらないのよ。
おまけにイタリアはさすがキリスト教の国でさ、どこかに罪の意識を強く刻み込まれているから、みんな自分のせいではないと強調したがるからまたまた性質が悪い。
こっちは誰のせいとかどうでもいいから、問題を解決してもらえればいいんだけどねっ。
でも、ほんと、日本のオーガナイゼーションの凄さは、一度海外に出た人間はみんな実感しているはずよ。アメリカとかでも凄いらしいから、そりゃ、ラテンの国のイタリア人に細かいことを言っている場合ではないらしいわ。。。

投稿: Aya | 2007/11/03 11:48

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