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2007/09/14

収穫日和

昨日は雲ひとつない晴天に恵まれたここキャンティーのゾーンですが、昨日の朝、モンテルペルトリでバルバドーロというワイナリーをやっているお友達からメルローの収穫だよ~の声につられ、早速遊びに行って来ました。

Vigna_merlot_2

Merlot1_28月終わりから9月上旬にかけてなんだか不安定な天気で温度も下がったので、一時期はどうなるかと思いましたが、今週に入って気温も上昇し、お天気にも恵まれ、葡萄も結構しっかりと仕上がったようです。

こちらがメルローの実。

サンジョヴェーゼとかよりも若干小ぶりで、種もしっかり入っているので、確かに食べるとなると果肉の部分は少ないのですが、濃厚で糖度もよく乗っていて、風味はとてもいいんですよ。

Photo こちらはメルロー100%でしっかりしたボディーのものを作るため、作業は全て手作業。

近所の人たちの手も借り、一房ずつ丁寧に手摘みされていきます。

ただ、摘めばいいというものではなく、直射日光で葡萄がどうしても熱で乾燥してしまったコンディションの悪い房は選別されます。

でも、この乾燥した房、干し葡萄みたいでつまみ食いするのにはもってこい;)

Merlot4 画像を大きくすればすぐに分かるかと思いますが、ちょっと皺が寄っている葡萄の粒がありますが、こういうのはワインの風味を変えてしますので、ひどいものは収穫の時点で取り除かれますが、ところどころしわくちゃになっているものはその後、機械で綺麗に取り除くことができます。

ここの畑は有機農法で栽培しているのですが、自然の力って凄いなって思います。

ちょっとワイルドは雰囲気ではありますが、果実の味わいは最高。

昔はオーガニックワイン=体にいいから、という方程式が成り立つことのほうが多かったのですが、最近のオーガニックは品質もしっかりしたものが沢山出てきています。

Vigna_merlot2_4さて丁寧に手摘みされた葡萄は一つ一つプラスティックケースの中に入れられ、一列刈取りが終わったら、トラクターで一つ一つ回収して、収穫後2時間以内にカンティーナに持ち帰り、すぐにワインの仕込みに使用します。

そうすることで、太陽によって房が温まりすぎるのを防ぎ、葡萄の鮮度が落ちる前に仕込みに入るので、果実の酸化発酵を避けることができます。

またこうやって小さなケースを沢山使用することで、その後の手間はかかりますが、自重で下層の葡萄が潰れて酸化発酵するのを防いでいます。

考えれば当たり前のことだけど、こうやって手間を惜しまずに作業してからこそ、高品質のワインは出来るんだなって実感します。

ワインの仕込みのお話はまた後日・・・

p.s. アンジーの検査結果が出ました。

ステロイドを使用しているので100%の保証はないとのことでしたが、最悪の仮定は免れました。白血病、癌性のものではないとのことで、イタリア語で、Mieloftisi iniziale con(・・・以下細かい説明)と書いてあり、獣医さんにも聞きましたが、獣医さんも初めての症例とのことで、手探り状態なのは否めませんけど。。。

ステロイドを現在減らして徐々に止める準備をしているので、効果がなくなった時に様子を見ることになりそうです。。

何事も起こりません様に・・・

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コメント

Vendemmiaなんて羨ましい!
きちんとした仕事をする人たちは、多くはないけれど、しっかりいるんですよね!
それを見分ける目が大事ですね!

それからアンジー、最悪の結果ではなくて良かったです!!!
AyaさんとAntonioの愛情があれば、きっともとの元気なアンジーに戻ってくれると信じてます!

投稿: kinuko | 2007/09/15 01:35

アンジーちゃん。。良かったです。
が・・多分、抵抗力や免疫力は劣っていると思われますので、お仕事も大変でしょうが、なるべく傍にいてあげてくださいね。
収容所でもね。病気の子の傍にいるとその子の状態が違う事がはっきりわかります。多分、誰かに守られているという心理状態が快方に向かわせる薬になるようですよ。Ayaさんも頑張ってください(特に精神面でね)

投稿: ihoko | 2007/09/15 06:48

アンジーちゃんの結果にひとまず「ほっ」ですね。
なかなかないケースで獣医さんも手探り状態であれば、不安もあるでしょうが、この子を信じてあげてください。アンジーちゃんにはママとパパの気持ちがちゃんと通じていますよ!大丈夫。
少しずつでも経過が良くなるように引き続きお祈りしていますよ、私も。早く元気なアンジーちゃんが見れるといいなぁ。

ぶどうの収穫ですか~★なんかいかにもトスカーナで羨ましい!
私ね、一度収穫のバイトやりたいんです。そういうと夫が「え、すごく大変だよ!」と奇異な目で見られるのですが。。確かに肉体的に大変でしょうが、自然の中で自然の恵みに触れるってものすごく贅沢なことだと思うので・・・

投稿: きっこ | 2007/09/15 08:36

たわわに実った葡萄にも目を奪われましたが
アンジーちゃんの容態が、最悪の結果を免れているという文章を読んで
とりあえずホッとしています。
うちのワンコは、昨日8歳になりました。
とにかく、アンジーちゃんが完治することを願っていますね☆

投稿: おさか | 2007/09/15 08:53

皆様、アンジーのこといろいろと心配してくださったり、励ましてくださって、本当に有難うございます!この励ましで貰ったパワーときちんとアンジーに注いで上げたいと思います。

Kinukoさん>
今も小さなメーカーや、品質にこだわって作る高級ワインは全て手作業なんですよね。このメーカーは家族総出で葡萄の収穫からワインの仕込みするんですけど、雇った人間にさせるメーカーと違って、思い入れの深さが伝わってくるんですよ。

ihokoさん>
さすが、いろんなワンチャンを見ているihokoさん。でも本当にそうだと思います。いつもお薬飲んでくれたら褒めてあげたり、目を覚ましたら大丈夫よ、と撫ぜてあげたり、何か必要な時には近くにいて守ってもらっているのをアンジーにきちんと分からせるようにしてます。
幸い私が基本的にお家で仕事なので、ずっと一緒にいられるので助かります。お薬を探すのも大変で2日がかりでなんとか揃ったのですが、鉄分のお薬はかなり強いようで、ちょっと心配はしていたのですが、早朝にかなり吐いてしまいました。先が長いので吐き気止めの薬と併用したようがよさそうなので、獣医さんに相談に行く予定です。

投稿: Aya | 2007/09/15 09:54

きっこさん>
アンジーの件、気にかけてくれて有難うございます。そのうち元気になったアンジーに会いに来てもらえるよう、私たちも頑張ります。

葡萄の収穫、確かに大変なのは大変です。
私もちょっとだけお手伝いしましたが、一日炎天下でかがんでの作業なので結構根気は要ります。
でも私もこういうの大好きです。収穫の喜びを一緒に共有できるから。
トスカーナならバイト先いっぱい紹介しますよ~。

おさかさん>
この手の葡萄畑って日本では見れないので新鮮でしょ?コルドーネスペロナートと呼ばれる剪定で低いところに実がなるように整えてあるんですけど、こうすることで、末枝の数や葡萄の房の管理がしやすいんですよ。
おさかさんとこのダックスももう8歳ですか。ちょっとずつ年をとっていくのが見えてくる年齢ですね。でも家族の愛情に包まれてこれからも元気に過ごしてくれること、祈ってます。

投稿: Aya | 2007/09/15 10:03

アンジーよかった~~~
きっと、好転していくよ!!
素晴らしいぶどう畑の風景にも感動!

投稿: パーゴラ | 2007/09/15 17:36

パーゴラさん、有難う。
ほんと、これで時間はかかるかもしれないけど、いい方向にいくのを祈ってます。
この時期のイタリアはいいよ。
丁度いい暑さだし、ここはキャンティのゾーンだからちょっと丘陵地に入ると、葡萄を積んだトラクターがのんびり走っている光景を目にします。若干渋滞を作ってくれるけど、なんだか許せちゃいます。

投稿: Aya | 2007/09/16 09:47

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