ピエモンテの温泉Acqui terme
2泊3日でピエモンテに取材のお手伝いを兼ねて行ってきました。
ちょっと不安定なお天気でしたが、有意義な毎日を過ごせて仕事しながらもちょっぴりリラックス。
全然知らなかったのですが、ピエモンテにも沢山テルメ(温泉)があり、今回はAcqui Termeという歴史の古い源泉のある町に立ち寄りました。
旧市街にたどり着くと、立派なホテル、"Grand Hotel Nuove Terme"がそびえていました。このホテルは1891年に作られた由緒あるホテルで、過去にはチャーチル、欧州のロイヤルファミリー、ルイーザ。バッカラなども宿泊したことがあるとか。中に入るととても応対のよいホテルのスタッフが迎え入れてくれました。
予約ナシでも入浴可能とのことで、早速テルメ体験することに。
予約がなかったので、マッサージやファンゴなどのトリートメントはできませんでしたが、PERCORSO ROMANO は営業時間内であれば、気軽に立ち寄れるので、ホテルの宿泊客でなくてもOK。平日だと13ユーロでバスローブのレンタル+水泳キャップ+スリッパもあり、施設内でゆったりと過ごせるので、ちょっと贅沢な気分を味わえます。
名前から分かるかと思いますが、古代ローマ時代の入浴法を応用したもので、まずは温泉水でゆっくりと体を温め、汗を出し、その後リラクゼーションのゾーンで休息し体内の毒素を出し、最後に塩分の入っていないお水のお風呂に再度浸かって、体を再度丁度良い温度に持っていって終わり。私は入りませんでしたが、サウナなどもあり、発汗を手伝ってくれます。温泉の温度は36度と日本人には若干低めかもしれませんが、夏場だと丁度温泉プールに入って泳いだりするのも気持ちよいので、お勧めです。
ちなみにこの右側の写真は旧市街の中にある源泉で、これは75度もあり、ミネラル分が豊かな水ということもあり、実際におじさんが一人水筒出水を組んでいました。1リットルあたりのミネラル分が2200mgというから、コントレックスなんかよりも遥かに上です・・・(まずそう~)
実際この地域で温泉が発達したのは古代ローマ時代にさかのぼり、この時期に水道文化が栄えたことで、この熱湯をボルミダ川の水で適温に持っていくことが出来、温泉に入ることが出来たようです。硫黄分、塩分(古代海水塩を含んでいるとか)、臭素、ヨウ素分を含んでいて、耳鼻咽頭科、呼吸器官の疾患、婦人科系の疾患、そして皮膚の改善に効能があるとか。
ちなみに、この水道跡は今も遺跡が残っているので、興味がある人はボルミダ川のほうへ行ってみてください。
余談ですが、このゾーンはBrachetto d’Acquiという発泡性の赤ワインの産地としても有名。ブラケットで出来た甘口のいわゆるデザートワインで、甘いものが好きな人だとケーキとかと一緒に食べると美味しく飲めるかも。でも酒飲みには甘すぎるかな(苦笑)
温泉地を出て少し車を走らせるとそこは永遠葡萄の谷が広がっていました。なかなか車でしか行きづらいゾーンではありますが、機会があれば是非足を運んでみてください。
温泉のある町までは電車でも移動可能。所要時間:アレッサンドリアから約40分。

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