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2007/04/30

オルチャ渓谷の大自然の中で

先週末はイタリアの最後の飛び石連休ということもあり、ミラノの親友の誘いに乗り、急遽シエナ県のモンテプルチアーノへ足を伸ばしてきました。

ぎりぎりにアグリツリズモを探したので、どこも一杯のところがほとんどでちょっと手間取りましたが、なんとかいろんなところに当たっていたら、羊飼いの農家が経営しているアグリツリズモLa Cretaが空いているというので、即効で予約。

電話で雑談をしていたら、いつも御世話になっているペコリーノのメーカーの親戚の人というのが判明、1泊だけでしたが快諾してくださいました。

土曜日、渋滞を避けるため、高速は避け、superstradaといわれるバイパス道を通り目的地モンテプルチアーノへ。道路もほとんど車もいなくって、2時間で目的地に到着しました。

Img_1658 そこに待っていたのは、思っていたよりもずっと素敵なオルチャ渓谷の眺めでした。

360度大自然に囲まれたアグリツリズモで、快晴の穏やかな気候がさらに演出を加えてくれ、すっかりリフレッシュ。

土曜日はなんにせず、この緑の中で過ごしましたが、本当に貴重なひと時でした。

心身ともに疲れている人には、絶対お勧めです。

アグリツリズモがメインで形だけの農業をやっているところも多いのですが、ここは逆。

あくまでメインが農業でアグリツリズモはサイドビジネスなので、朝食などもついていませんが、それでも、アパートも清潔で必要なものは全て揃っていて、長期滞在にもお勧め。

Val_dorcia1

ちょっと峠は過ぎていましたが、渓谷は牧草と小麦畑と菜の花畑とオリーブ、葡萄畑のなんともいえないコントラストのある彩りで、そんな恵まれた大自然の中で平和に暮らしている羊たちがなんとなくうらやましかったです。

丁度冬場にお産した子羊ちゃんたちが親羊と一緒に群れている様子は平和そのものでした。

残念ながら今は羊を放牧するゾーンは金網で囲われているので、なかなか近づけないのですが、これは野生動物からの攻撃を避けるため。

特に狼の被害が多いらしく、やむを得ず、金網を設置したとか。

自然と共存しながらの農業の厳しさもちょっと垣間見ました。

Val_dorcia2 アグリツリズモからは山の上に栄えたモンテプルチアーノの町が一望できます。

これは夕暮れ時のサンビアージョ寺院。

モンテプルチアーノの麓にあるこの寺院はルネッサンス期にアントニオ・サンガッロ・イル・ヴェッキオによって作られたもので、ここのクーポラの形や色が個人的に大好きです。

これまで何度も足を運んだ寺院ですが、こうやって遠くから眺めたのは初めて。

トスカーナ独特の光景を目にしながら、時が止まったような一時を過ごせて、いっぱいパワーをもらえた気がします。

アグリツリズモの経営者の奥さん、クリスティーナとも意気投合し、農業の話、地域での変化の話とかチーズの話とか、貴重で楽しい一時が過ごせました。伝統を重んじるトスカーナの農家の人たちにとって、流れが段々変わってきている部分があるのを嘆いていました。

世界、イタリアの流れと逆行してでも、このしっかりと根付いた食文化をこういう人たちにずっと支えて欲しいなと思った2日間でした。

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2007/04/25

MOSTRA MERCATO DI PIANTE E FIORI

Foto_603_2 久々にブログ更新。いろいろあって、1ヶ月ほどお休みしてしまいました。

さて、気持ちを取り直し早速本題に入り。

イタリアの祝日の今日から恒例のフィレンツェでの植木市がGiardino dell'Orticolturaにて始まったので、早速足を運んできました。

イタリアに来てから毎年欠かさず足を運んでいるのですが、お庭に直接植え込みが出来るようになったので、幅が広がり、ますます行くのが楽しみな植木市で、今回もまずまずのお天気に恵まれ、穏やかな初夏の日和の中、美しい花々を見つめながらこちらまで華やかな気分を味わい、目の保養にもなりました。

写真でちょっとだけ目の保養になるかしら?

Foto_602_2 つる薔薇も綺麗。

このピンクの八重咲きの薔薇も縁取りが黄緑で、優しい色合いでした。

Foto_600

こちらは思わず玄関に置きたくなるようなツルバラのアーチ。

Foto_610

イタリアで見るとクレマチスも綺麗。

日本にいた頃はあんまり好きな花ではなかったのに、結構惹かれます。

Foto_611

こちらは珍しい八重咲きのクレマチス。

うちに既に垣根の部分にお花がなかったら植えたいくらいです。

Foto_615

こちらはイタリアには欠かせない柑橘類の植え込みで、真ん中には頭のサイズくらいありそうなジャンボサイズのチェードロの植え込みが飾ってありました。

こんなの置いたら庭が一気に埋まりそう。。。

Foto_619

最後に日本ではほとんど見かけることがない(はず?)ケシの花。

そう、麻薬の原料ですぅ。

草の割には結構いいお値段で売っていましたが、(7ユーロ)何か訳があるのかも?!

Foto_617

でも、麻薬の原料になるケシの花って本当に綺麗なんですよね。

八重咲きのものとか、葉っぱは花がギザギザしているので比較的に簡単に見分けがつきます。

勿論、売っているおじさんは麻薬が取れる花なんていいませんけどねっ。

でも、ここのおじさんから藤を買うのに待っている間、2株買っていったおじさんがいました。。。

Rosa_1

さて、今日の一番の掘り出し物はこちら。

八重咲きのアプリコットピンクの薔薇。

エブリンという名前のこの薔薇はクラブツリー&イブリンがバラの香水を作るのに使用したことにちなんで名づけられたそうですが、本当にとっても香りが良くって、思わず予定外ながら購入しまいました。

秋まで次々に花芽がつくらしいのですが、大丈夫かな??

その他のお買い物はお庭が綺麗になった頃に・・・

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