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2006/08/26

ポルチーニの季節

昨日は行きつけのリストランテ、ベルコーレへ。

いつもの如く、肩の凝らない素敵なスタッフに迎えられ、楽しい一時を過ごせました。

これからイタリアは生のポルチーニを食べることが出来る貴重な季節。今日はポルチーニがあるよ~という言葉に惹かれ、シンプルにポルチーニのタリアテッレとタリアータにポルチーニのグリルを添えて作ってもらいました。

Dsc06334 ついつい食い気が先行し、手をつける前に写真を撮るのを忘れておりました・・・

既にカットしてしまったポルチーニですが、肉厚で、風味が良くって美味しかったです。素材が美味しい時には小細工は必要なし。素材を生かした料理、これぞイタリア料理の基本です。

さて、普段たいていのお店でポルチーニにはイタリアンパセリを加えることが多いのですが、ここでは、しっかりキャットニブというきのこに相性の良いハーブを使ってくれるので、風味を邪魔せずに美味しく頂けます。

イタリアだと、市場などでポルチーニを買う時にはキャットニブも一緒にくれたりするのですが、手に入らない時には、イタリアではそこらの野原にも生えているハーブなので、犬の散歩がてら、ハーブ探しすれば大丈夫。

これから徐々にトリュフも美味しくなる季節。ピエモンテ産の栗も見逃せませんっ。

今年は9月中旬から1ヶ月近く日本に帰るので、美味しい時期をちょっと逃してしまいますが、その分、日本の秋を存分に楽しみたいと思います。

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2006/08/18

心ない隣人の仕業

Dsc05643 つい数日前、いきなりショッキングな出来事が起こりました。

余りのショックで怒りを通り越して、落ち込んでしまったくらいですが、ちょっと気持ちが落ち着いたので、記すことにします。

これは、春先に我が家の道路側の生垣を撮った写真ですが、前の大家さんが植え込みしたバラとニセジャスミンが綺麗に咲くので、庭のあるお家が少ないゾーンだけに、近所の人たちにもちょっとしたオアシスになっていた垣根。

実際、先週末にニセジャスミンが一通り咲き終わったので、剪定をしている最中にも、近所のおばさんたちがやってきて、挿し木をしてみたいからと枝のおこぼれをもらいに来た位。

ただ、唯一、この植木をこよなく嫌っている人間がいました。そう、隣の老人です。これまでも嫌な思いをすること沢山ありましたが、あくまで言葉の暴力だったので、了見の狭い哀れな人間だと相手にもしてませんでしたが、今回はちょっと許せないレベル。

左奥の部分(下の写真の緑の門の部分)が老人の家の入り口で、この垣根は家とその隣の洋裁工房の大家さん(ちなみに、元我が家の大家さんのいとこのお家)で、実質的に、私たちが世話をしていました。

先週末もきちんと剪定を済ませ、ジャスミンの葉の緑にさるすべりのピンクが綺麗に映えていて、誰が考えても迷惑がかかるような状況ではなかったのに、つい数日前の早朝、その日は8月15日の休暇明けで、静まり返っている頃、2階にいたアントニオがはさみのちょきちょきする音に気づいて玄関に出てみると・・・

Disastro

家の前の垣根は散々緑の部分を切り取られ、古枝がむきだしにされ、無残な姿になっているではないですか??

アントニオが出ても知らんふりで切り続けるくそ爺に、なにするんだ!!と叫んだのですが、お構いなし。

年の功だと思って、こちらが何も出来ないのをあざ笑うかのように綺麗な緑の垣根は茶色のとげとげにしてしまいました。

元々は1つのお家だったところを3等分して出来た場所で、これまでは最初からの住人がいただけに大きい顔が出来なかったのでしょうが、私たちが引っ越してきて、ここぞとばかりに幅を利かそうとしてあれやこれやと口出ししてきたのにも、できるだけ誠意を持って対応してきたにもかかわらず、この仕打ち。

彼の言い分は、自分が車で出るときに、この垣根のせいで車が見えないというのですが、自分でバックで駐車しておけば、問題ないことで、おまけに、100歩譲って、彼の入り口の近く2mほどは全てニセジャスミンを切り取ったくらい。おまけに、交通量も1分に1台も通らないような通りです。

なのに、今回は全く関係ない私たちの家の前までなんの知らせもなく5m以上刈り取ったのは、嫌がらせ以外の何者でもなし。

もちろん、痛めつけられた植物を見るのも痛々しいのですが、それ以上にそんな心ない人間がいることに、心を痛みつけられ、そしてその人間が偉そうに我が物顔で隣に住んでいることがとても不快に思えてなりません。

平和主義者の私たちまで、ファシストで外国人の嫌いな爺にそのうち天罰が下るのを思わず祈ってしまいそうです。ほとぼりが冷めるでしょうか??

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2006/08/13

またもやテレコム・・

イタリアはFerragostoのお休みを前にすっかり夏休みモード。そんな中、何故だかまだ仕事をしている私たちですが、こんな時に限って世話にならなくてはならないのがかのテレコムさま。

金曜日の朝、ADSL回線が繋がらず、電話を入れると、故障の恐れとのことで、マックスでも48時間以内に修理担当者をよこすとのことで、仕事にならないので、早めに送り込むように催促して電話を切る。

翌日、ようやくテレコムからの人間がやってきた。(めずらしく時間内・・)

いろいろとチェックした挙句、問題はルーターと判明。1年も経っていないのに壊れてしまったらしい。とほほ。イタリアで買う電化製品は何故だか寿命が短い気がするのは私だけでしょうか??

仕方なく、急いでコンピューターショップへ足を運び、ちょっとマシなルーターをゲット。でも、、待ち受けるはルーターのセットアップ。

去年引越しした際に、データが変わったにも関わらず、テレコムが何度催促しても詳細を文書にて送ってくれないので、去年メモった紙を出してくる。ただ、去年、テレコムビジネスの電話オペレーターに毎回違うデータを渡された私たち。そんな訳でどれが本物か訳が分からず、結局テレコムビジネスのテクニカルサポートのオペレーターへ電話。バカンスモードでなかなかオペレーターが出ない。またこんな時期にプロフェッショナルな人間がバカンスに入っていない訳がないので、最初から期待はしてなかったけど・・・

1人目:しばし待たされた後、女性のオペレーターが出る。事情を説明し、IP、SM、GATEWAY、DNSを教えて欲しいというと、電話番号を聞かれ、次に会社の納税番号を聞かれ、待つこと1分ほど。そうすると、彼女の返答は、お宅の会社はADSLのクライアントとして認識できません。と凄い回答が返ってきた。去年電話した時にはうその情報だらけだったけど、少なくとも情報をもらえたのでそんなはずはないといったところ、いきなり、プ、プ、プ、プ、プ・・・向こうから電話を切られる始末。やられたっ。

2人目:めげずに、再度トライ。電話かけて待つこと10分ほど、やっとオペレーターに通じる。またもや女性のオペレーターだぁ・・・まず、電話番号がADSL加入者として認識できるかどうか確認してもらうと、今度はOK。きっと最初のオペレーターは質問の意味が分からず、勝手に切ったに違いない、と勝手な憶測をしながら、2人目のオペレーターに再度事情を説明し、詳細を確認したいというと、今度は詳細データに関しては、私共では対応できないので、別の電話番号にかけるように、というので、素直に番号を控えて、切る。でも、くれた番号はまさしく、同じテクニカルサポートの電話番号・・・先行き暗し。

3人目:ほとんど諦め状態で、ほとんど意地で電話をかけ続ける。またもや待つこと10分ほど、今度は男性オペレーターが出る。声の感じ、ちょっとプロっぽいのでかすかに期待する私たち。叔父さん頑張れ~の祈りが通じたのか、やっと状況を的確に把握してもらうことが出来、全てコンフィグに必要なデータをもらうことに成功。

まあ、こんな訳で今回は比較的にさくっと(?)収拾に向かうことが出来ましたが、こんなの日本だったら、クレームの嵐でしょう。。。

ちなみに、このテレコムさま、実際に抗争中(?)というよりも消費者が勝手に訴えて、そのまま保留になっているとしかいいようのないケースが山積み。でも、全然それに誠意に対応する様子もないので、大変。

今度こそ、テレコムの契約を解約してやるぅと思ってはいますが、なかなか代替の信頼性のある電話会社もなく、いつまで貧乏くじを引かされ続けるのでしょう。。。日本が恋しくなった週末でした。

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2006/08/07

向日葵

Girasole_2 先週末はトスカーナとウンブリアの境目の近くにあるコルトーナ方面へ行って来ました。

このゾーンはVal di Chiana(キアナ・バレー)に位置していて、他のトスカーナのゾーンよりも平野部が多い関係もあり、葡萄の栽培よりも向日葵、小麦の栽培に適しています。夏になると、一面黄色くなるくらい、向日葵が咲き誇る場所です。

今年は早い時期から暑かったせいもあり、向日葵の花は既に峠を過ぎているところがほとんどでしたが、幸運にも丁度満開の向日葵畑に遭遇したので、一枚。

近くに寄っていくと、ミツバチたちがせっせと花蜜を集めていました。

向日葵のハチミツは大好きなはちみつの一つで、花粉を豊富に含んでいるので、すぐに結晶しますが、口の中に含むと、ベルベットのようにスムーズに溶けて、心地よい風味が口の中に広がります。ひまわり油はくせがあって決して好きにはなれないけど、この広大な向日葵畑のおかげで美味しいはちみつにありつけるのはイタリアにいる特権かも。

このゾーンはキアナ牛の肥育でも有名なところ。本物のキアナ牛の新鮮なカルパッチョにありつくことができましたが、やっぱり美味しい。ルッコラとパルミジャーノと一緒にオリーブオイルをたっぷりかけてシンプルに頂きましたが、美味しいものには手を加えなくてもいいんですよね。

幸いにも天候にも比較的に恵まれ、素敵なウィークエンドを過ごせました。

詳細は又後日・・・

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2006/08/03

フィレンツェの素晴らしい夕べ

おとといは夕方からフィレンツェへ。

Dsc06127

晴天ながらも、気持ちの良い風がしばし猛暑の疲れを癒してくれました。

お友達の朋子さんと一緒に待ち合わせをして、カポカッチャの屋外のテーブルでアペリティーボを済ませた後、向かったのは、ベルヴェデーレ要塞。

アルノ川沿いをてくてく散歩しながら、夕暮れ時のフィレンツェを堪能しました。Dsc06129 

ポンテヴェッキオにたどり着くと、橋の両脇のお店の上には旗がかかげられていました。

この旗はいつも掲げられているわけではなく、お祭りや特別な時期にだけこうやってひっきいなりに旗がかかげられますが、普段のゴージャスな雰囲気と違い、閉店後にこうやって旗のかかった橋を渡ると、昔にタイムトリップしたような気分になります。

Firenze さて、目的地、ベルヴェデーレ要塞は、川向こうの高台にあり、フィレンツェを一望することが出来ます。ミケランジェロ広場が有名ですが、ちょっと頑張って歩いて、ここまで上って見て欲しいものです。

夏場はオープンテラスのカフェもあって、フィオレンティーナたちが夕涼みにやってきます。屋外映画館も夏場のみ併設され、日替わりでいろんな映画を楽しむことも可能。(ちなみに街中の映画館は夏場は基本的に休業)

何故ここに来たかというと・・・ 朋子さんの語学学校のクラスメートはるかちゃんたちのコンサートがあったため。

Forte_1 門脇大樹(チェロ)、村上淳一郎(ヴィオラ)、森忠青香(ピアノ)の3人の若手の音楽家がフィレンツェで約1ヶ月にわたりいろんな由緒あるお城、お屋敷の間を借りて行った室内楽コンサートの最終日をかざりました。

曲目はシューマンのPhantasiestucke per Vioiloncello e pianoforte, op. 73、Tema sul nome "Abegg"con variazioni, op.1、そしてブラームスのTrio in la minore per viola, violoncello e pianoforte, op114.

こじんまりとしたお屋敷のスペースで、伸びやかに気持ち良さそうに演奏している彼らの姿はとても印象的で、はるかちゃんは正確なタッチで、ドゥオの門脇大樹さんとの緻密なバランスも素敵でしたが、一番感動したのは、ヴィオラの村上淳一郎さん。

凄いとしかいいようのない表現力で、際立っていました。1人でこんなに存在感を出せる音楽家はそういないでしょう。

おかげで、素敵な雰囲気で素敵な音楽に触れ、なんだかパワーをもらうことが出来ました。また機会があったら、是非彼らの音楽を聴きに行きたいものです。

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