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2006/06/28

イタリアの改憲問う国民投票

イタリアでは、憲法の50条近くを改正する法案が中道右派の前政権時に通っちゃっていたのですが、その是非を問う国民投票が日、月にありました。

詳しい内容に興味のある方はこちら

猛暑でイタリア人たちは海に逃げているうえ、ワールドカップの試合の日とダブったりで、投票率はさほど高くなかった模様。結果から言うと、今回の大幅改憲はNOがかなりの票を獲得して否認されました。

笑えたのは、ちょっとしたエピソード。

エピソード1

月曜日は夕方にイタリア-オーストラリア戦があり、開票開始時刻が思いっきりダブってしまうため、選挙管理者の間で、真剣に(!?)開票時間を試合後にずらそうという案が浮かび上がっておりました。最終的には却下されてましたけど・・・

エピソード2

開票結果、今年の総選挙とは思いっきり矛盾した国民投票結果が・・

普段総選挙では右派支持者の多い南イタリアですが、どういわけか、今回の国民投票に「NO」の得票率が高かったのはその南イタリア。今回の国民投票では、右派はYESのはずなのにぃ。

所詮、南の人間は政治なんかどうでも良いようで、総選挙は言われるがままに自分の私欲を満たしてくれる人に投票しても、結局は政治には無関心らしい。

てなわけで、大多数はわざわざ国民投票のために、(なんのメリットも彼らにとってはないから?)足を運ばないので、結果として、政治にある程度関心のある人間が投票したため、NOの票がかなり伸びたらしい。。。

なんともイタリアらしいお話。何はともあれ、この政治に無関心な人たちが投票してくれなくって良かったです。

なんせ、改憲は右派というよりもベルルスコーニ個人に都合が良いように変えられていた部分もあったからね~。

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2006/06/21

たなぼた?!

今朝はちょっとだけ時間が取れたので、先延ばしにしていたイタリアで一番嫌いな場所Questuraへ。そう、隔年のお勤め、またもや滞在許可証の更新がやってきたのである。

結婚していても、2年毎にこの許可証を更新しなくてはならないのですが、簡単に申請がいくかと思いきや、毎回嫌な目に遭い続けたのを教訓に、本当はフェアでないことは嫌いなんだけど、この場所だけは理屈では片付けられない場所なので、今回は割り切って警察で働いているお友達に愛の手(?)を差し伸べてもらい、裏口から申請所へ入れてもらうことに成功。うしし: )

一般の人たちが入る前に入れてもらったので、中で待つこと10分程、やっと担当官がやってきた。既に案内してくれた友達が自分の部署に戻ってしまっていたので、まずは、何故ここにいるのか?と聞かれ、許可証の更新の申請だというと、今度は誰が中に案内したか?ときたっ!友人の名前、しまった・・・イタリアではフルネームなんか使わないので、よっぽど仲良しの友達でさえ、苗字を知らなかったりするのである。。。

フランチェスコ。。。と答えると、当然のことながら、何フランチェスコ?との問いに悔しくも答えられず、本人にまた出向いてもらう羽目に。待つことまた10分ほど。そうしているうちに一般の外国人たちが入ってきて、順番をスキップされ、まちんぼ。ようやく親切な彼は出先から戻ってきてくれ、担当官にめくばせとOKサインを送って帰っていきました。(おいおい所詮、そんなものかいっ??)

何はともあれ、普段とは偉い違いでとっても親切に申請書を確認してもらい、スムーズに書類の確認が終わったかと思うと、この担当官に「今回、Carta di Soggiornoの申請もしようと思えばできるの知っているか?」と言われ、耳を疑った私。そう、これがあれば、毎回、アジアと旧東欧諸国の外国人たちの山の中、Questuraの外でみじめな思いをして5時間以上も待たされることもないのである。でも、散々情報収集したところ、最低5,6年は最初の滞在許可証をもらった日から経過していないとダメだという説が濃厚で、完全に視野に入れてなかったのでした。

6年経過しないとダメじゃないの?と念押しすると「non necessariament」(必ずにも必要ないよ)と意味深なご返答。

でも、申請できるっていうんなら、そしてこの隔年をお勤めにおさらばできるんだったら、また新たな書類が必要でもこっちを申請するでしょうって感じで、必要な書類を確認。検察庁と裁判所の証明書(犯罪歴の有無、現在係争中の裁判の有無)がそれぞれ必要なのが分かり、勢いですぐさま両方に足を運ぶことに。

まずは検察庁。さすがお役所って感じで、いきなりノーインフォで行ったものだから、現在の滞在許可証のコピーなんてなし、ダメもとでコピーしてくれないか聞くと、当然NO。でも、入り口にはパスポートのコピーでも良いと書いてあったので、そちらを出すと、今度はカラーコピーだからと文句を言われる。(なんでダメなのか疑問・・・)

腑に落ちず、粘っていたら、途中で、じゃあ、いいわよ。とのご返答。要は滞在許可証のほうが必要な書類を作るのに同じ順番で書いてあるから、楽したかっただけのよう。(働け~!!コラ)

すぐに出してくれるかと思いきや。「じゃあ、1週間後」(警察は即発行といっていたのに!)

そう、すぐにやりゃあ楽なのに、(それに私以外申請者ゼロ・・)こうやってわざわざ溜め込むのよね。でも食いついたところで状況は変わらないので、素直に退散することに。

次は裁判所。こちらもノーインフォではありましたが、検察庁でのやりとりを教訓に先にパスポートと滞在許可証のコピーをして出向く。そうすると、やはり、この書類プラス、今度は収入印紙が必要。タバッキに足を運び、収入印紙ゲット。即発行の場合と3日後発行の場合と値段が違っていたが、その差は3.10ユーロ。それだったら、お金払うでしょって感じで、素直にトータル20ユーロほど払い、あっさりと書類ゲット。

そうよ、値段違ってもいいから、みんなこうやって働いてくれると、イタリアもちょっとは楽になるのにぃ。(でも、値段余計に払っているところで相手の思う壺ともいえるかぁ。)

来週、検察庁の書類をゲットしたら、いよいよCarta di soggiorno申請にトライ。

果たして本当に申請できるのでしょうか??がせネタでないのを祈る私でした。(これで、また担当官が変わるとダメっていわれるのがオチ?)

半信半疑なまま、本当なのを祈るばかりです!

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2006/06/06

いいお顔

Dsc05830 今日は晴天なり。

アンジーもお庭でひなたぼっこしております。

ぽかぽか陽気に誘われ、思いっきりあくびしてました。

私もアンジーと一緒に仕事抜きでのんびりしたいものです。。。

いつの日やら・・・

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2006/06/05

マルマンティーレの中世のお祭り

トスカーナの小さな町では、よく中世の歴史衣装をまとったお祭りが開催されます。

先々週と先週末、この近所にあるマルマンティーレという小さな町でお祭りをしていたので、足を運んできました。

Dsc05802  行ったのが10時半くらいだったので、結構暗かったため、ほとんど写真には収められませんでしたが、お祭りの会場になっていたマルマンティーレの城では、昔のフェンシング(?)の衣装をまとった人たちが戦う様子を披露したり、アーチェリーで的を狙うコーナーがあったり、歴史衣装をまとった音楽隊が演奏しながら、踊りを披露したりと、小さい会場ながら、いろんな演出に工夫が凝らされていました。

Dsc05805 こちらでは、いろんな豆、ナッツ類を歴史衣装をまとったおじさんたちが売っていました。

私たちが買ったのはトスカーナで”姑寝かせ”という俗称で呼ばれていたというピーナッツにカラメルを絡めたもの。

古今東西問わず、嫁姑の確執って存在していた証拠でしょう(苦笑

それにしても、姑寝かせは奄美の黒糖ピーナッツのようで懐かしい味がしました。

Dsc05804

さて、こちらは鍛冶屋さん。お城の通りには所狭しといろんな手作りの職人さんたちが腕前を披露してました。

これ以外にも、大理石を削って彫刻している人、金具を使用して、石を容器を作っている人などなど。

でも、こうやって見ていると、昔の人たちは本当に重労働をしていたのが分かり、今の便利なのが普通な生活からすると大違い。でも、その分物の大事さや尊さがあったような気がしました。

こうやって地元の小さなお祭りが盛んなイタリアは地域性が色濃く残っていて素晴らしいと思います。日本もこういう部分を少しは見習ってもいいのかもしれませんねっ。

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