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2005/11/29

一人歩きした和製洋物たち

イタリアに住み始めるまでは、イタリアはめちゃくちゃお洒落でモーダな国だと思い込んでいた。勿論、ミラノに行くと、キレイにしているイタリア人も多いけど、フィレンツェはじめ他の都市では、決して流行に振り回されているようなイタリア人には余りお目にかかれないのが実際のところ。

ただ、自分を知っている人も多いので、流行っているものを身にまとうというより、自分に合うものを選んで、シンプルな着こなしをしている人が多いけど、新しい物好きで常に流行を多かれ少なかれ追求する日本とはちょっと違う。

日本人は兎角、流行り物が好きで、”可愛いもの好き”な国民だと思う。特に小物などにも結構お金をつぎ込み、人に見せびらかすようなものでなくても、立派なものを使っている印象がある。

それに加えると、イタリア人は意外と現実的で、お洒落な格好していても、小物は実用性さえ満たしてくれればいいと思っている人が多いから、その手の商品はなかなか可愛いものを発掘できなかったりする。

身近に使用するもので、一番価値観の違いを感じるのは、傘とハンカチ。この2つは和製洋物としてヨーロッパとは違うポジションを確立しているものではないだろうか?

日本のデパートの売り場を見ると、ハンカチ売り場のバラエティに富んだ選択の多さに、いつも感心する。一方イタリアでは、どこに買いに行けばいいか分らないくらい。イタリア人はほとんどハンカチを使う習慣がなく、ティッシュで代用したり、公衆トイレなどでは、温風で乾かしてしまうから、確かに必要性が余りないのかもしれないけど。

実際ハンカチを使用する人というと、お年寄りの男性などがシンプルな白いハンカチをティッシュ代わりに使っていたりする衝撃的なシーン?をしばしば目撃するから、手を乾かすものとか、ナプキン代わりに使用するとかいう発想は余りなさそうだ。(尤も、同じティッシュで何度も鼻をかんでいる人も多いから、これはこれで抵抗が多少あるけど・・)

傘も然り。日本ではハンカチ同様、ブランドものの傘とか、小洒落たものが一杯売っているけど、イタリア人の大半はコンパクトな無地の折り畳み傘を好んで使うし、骨組みが多少曲がろうが、布の部分がほつれてこようがおかまいなし。日本のように何千円も何万円もお金をつぎ込んだりしない。そう、実用性さえ満たしてくれれば、それでいいのである。

これはきっと降雨量の違いや、雨の降り方自体の違いにも起因しているんだと思う。集中豪雨や長雨も稀だし、ころころとお天気の変わりやすい地中海性気候では、雨が止んだ時に傘を手に持ち歩くなんて面倒なんだろうな。

今は寒くなってきたので、皆ストッキングやタイツを履いているが、これもれっきとした実用品。勿論、網タイツが柄ストッキングも豊富にあるけど、ベースにあるのは保温してくれるもの。実際、イタリアで夏場ストッキングを履いている人間は皆無に近いし、外国人でも、ストッキングを履いているのを見ると、怪訝そうな顔をされることもしばしば。まずは実用性が先に来るから、夏場はくそ暑いのにわざわざ履く必要ないでしょ?ってことらしい。

でも、ところ変わればで、こうやって使い方が変わってくるのって、面白い。オリジナリティにはちょっと欠けるけど、それでも、れっきとした和製文化といえる気がする。和のものを更にうまく取り入れることが出来れば、もっと素敵なんだろうけど、これだけ洋物にまみれたライフスタイルだと難しい??

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2005/11/28

とても”イタリア”なイニシアティブ

昨日テレビを見ていたら、ミラノ市が発案したイニシアティブについて触れたニュースが流れていて、んーん日本じゃありえないねって感じだったので、ちょっとご紹介を。

いくつかの高齢者向けセンターの要望で、70代のご老人にバイアグラをリズナブルな価格で提供するのを認めることになったというもの。

イタリア語の記事はこちら。

厚生省はこのイニシアティブに関して、まるで笑い話だと酷評、薬の副作用もあるし、きちんと医師の処方箋がないと扱えないものを軽視していて、これではいけないとしている。

勿論、考案者側も黙ってはいない。指摘されたことはきちんと視野に入れてのことだし、実際にバイアグラを使用しているご老人たちからいくらかかるか聞かされて考慮した発案である旨、厚生省サイドに説明しようとしている模様。

なにはともあれ、ニュースの中で、高齢者へのインタビューの中で笑えた女性のコメント。

”バイアグラを安価で手に入れられるのは大いに結構だけど、問題はそれを誰を相手に使うかよね。奥さんと使うんだったらいいけど・・・” おばさん、結構いいとこ、ついてるかも〜。

確かにユニークな発想でお年寄りの負担を軽減するということなんだろうけど、もっと全てのお年寄りに均等にすることがあるだろう?って思ったりもする。でもいくつになっても・・・なんだかイタリアっぽいニュースでした。

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寒がりアンジーへ

2952a3c1.jpg

ヨーロッパはここのところ悪天候続きで、冷え込みも厳しい。そんな訳で、じめじめした道を散歩すると、胴長短足長毛のアンジーはいつも泥まみれ。更にお腹が濡れると寒いようで、ブルブル震えてしまうので、レインコートより暖かいものを、とセーターを作ってみた。

毛の色のせいか、よく雄犬?と聞かれるので、今回は女の子らしい色を選択。アントニオはこれで、アンジーもフィオレンティーナの試合を見に行けるぞ〜なんて冗談言ってましたが・・・(注:フィオレンティーナのチームカラー、ビオラに近いから。)動物はいくらビオラでも入れません。はい。

着心地はまんざらでもないらしく、頭からかぶるタイプにしたにもかかわらず、着せられるがまま。冬場のお散歩の定番になりそうです。

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2005/11/25

久々にキレた1週間

うはぁ。やっと金曜日。やっと平穏な週末が迎えられそうです・・

先週末から仕事の関係で、ストレス溜まる一方。そう、イタリアで仕事するのは骨が折れるのです・・・でも、今回は普段の10倍くらい骨が折れる仕事だったわ。ただのサンプル品の発送だったんだけど・・・・

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2005/11/20

蚤の市

mercato di pulci今日、モンテルーポの中心地では蚤の市開催中。

今朝朝食を済ませて、早速出かけてきました。

この町は何かといろんなマーケットが好きなようで、よくこの手の市をやっているのです。

今回は、蚤の市とフリーマーケットを足して二で割ったような感じの出展が多かったけど、こうやって時間を潰すのは結構楽しいものです; )

今日の戦利品は・・・

segnaposti

 ダックスフントの形をしたシートアサインの錘。

1匹1ユーロ也。

良い具合に変色していて、結構気に入りました。

 

maglia

こちらは左上のボタン1つで留めるカーディガン。

メリノウールで質も良く、可愛いのに引かれお買い上げ。

2ユーロ也。

戻ってきて早速試着。薄手なのに、暖かくて、正解。

バジェット5ユーロで1ユーロ余ったので、動物愛護ボランティア団体が出していたスタンドで、アップルケーキ一切れ買って、80セント。

これだけ買ってお釣りが来ると、なんだか嬉しい気分になるわ。

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2005/11/17

テレビに出れないコメディアンのブログ

近年、特にイタリアのマスコミはかなり情報操作されているのをご存知でしょうか? それもそのはず、イタリア首相、ベルルスコーニが何かと自分の都合のよいよ〜に牛耳っているから。

イタリアに住んでいる外国人の多くは、結構彼の行動に呆れて物が言えないという感じだが、不思議なのは、彼の存在に肯定的な分っていない国民がいること。トスカーナは左が多いので、比較的、アンチベルルスコーニの多い場所だが、それでも、結構以外なところに彼の支持者がいたりするから、ビックリしてしまう。

その彼がここまでパワー炸裂しているのは、元々メディア王で、テレビ局を3局、主要雑誌発行したいるだけでなく、新聞などに掲載される広告の検閲する組織も牛耳っていたりしているものだから、たちが悪いのである。

彼がイタリア首相になってからは、更に状況悪化、国営放送RAIの局長まで自分に都合の良い人に替え、テレビで自分の都合の悪いことをいうジャーナリスト、コメディアンなど次から次へと更迭してしまったんだから、呆れてしまう。

イタリアの場合、政治が右がいいとか左がいいという問題ではなく、ベルルスコーニのモラルにかなり問題があるのは言うまでもなし。

こちらはBeppe Grilloというコメディアンのブログ。英語版もあるので、暇があったら覗いて欲しい。彼もテレビからそそくさと更迭されてしまった一人だが、今も信念を持って、イタリアの社会問題やいろんな疑惑、政治など社会風刺した毒舌で、地方の劇場を周り、笑いとともに、いろんな問題提起をし続けている人。

しばらくは本当に政治のことをなかなか笑いのネタにも出来ず、ロベルト・ベニーニなども結構おとなしくしていたのだが、先日RAIの生放送で、久々のベルルスコーニ批判で高視聴率を上げた。尤も、これをダシにして、イタリアは表現、発言の自由が確保されていると言ってしまうんだろうけど、徐々に、この異常なほどの報道規制、止めて欲しいものだと思う。

 

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2005/11/16

場所変われば・・・

フィレンツェ中心地から車、電車で30分ほどの場所にあるモンテルーポに引っ越してきて、3ヶ月目。生活にも慣れてきた。

お家自体は家族みんな(アンジーも含め)気に入っていて、引越ししたことに全く疑問もないし、良かったって思っているけど、生活環境はもうちょっと拓けて欲しいな〜っていう気持ちも山々。

住民も結構微妙に違う。こんなに近い距離の引越しながら、いろいろと人間ウォッチングしていると、いろんな違いが目について、傍観者としては面白かったりする。

まずは、高年齢の人の多さ。最近、若い世代の人たちがフィレンツェから流れてきているのだが、普段は仕事しているので、普通の時間帯にはまずお目にかからない。一方、お年寄りの人たちは結構意味もなく近所をぶらぶらしているのである。(ただ単に暇なはず。)

そして、何故だか、サングラスをかけているおじいさんたちが多い。夏場だけかと思いきや、今もサングラスかけてぷらぷらしている。おじいさん達の間で流行っているらしい。(というより時代が止まっている?)

次に体型。フィレンツェではあんまり肥満体型の人って頻繁に見るって感じではなかったんだけど、ここでは、結構すっごい肥満の人を結構良く目にする。大体ファミリー、カップル皆ででかいから、また笑える。それもスウェットとかでぷらぷらしているので、仕事をしている人には見えない。まあ、お家で過ごす時間が多いのかな?と勝手に想像。

それからスーパーが混雑する時間もかなり違う。フィレンツェでは平日の7時〜閉店間際に買い物に行くと結構混雑していてレジで永遠待つことが多かったので、出来るだけ早めの5時半〜6時くらいに買い物に行って混雑を避けていたのだが、一度同じ感覚で近所のコープに行ったら、大混雑!偉い目に遭ってしまった・・それを見て、専業主婦が多いのね〜って思った。フィレンツェではなかなかお目にかかれない専業主婦だったから。

10月から始めたジャズダンス。去年、モダンダンスをフィレンツェでやった時に、私が一番年長者で、周りはほとんど20代。その時に嫌というほど、歳による記憶力の衰えを感じる羽目に・・その経験から歳には勝てないって教訓があったので、初心者だけどと何度も念押しして挑んだこのクラス。説明をしてくれたおばさんから、みんなは去年からやっているので、無理のないようにねって言われ、緊張して足を運んだのだが、蓋を開けたらビックリ。やってくるのはオバサンばかり。そう、みんなママさんで子供たちがそこのダンススクールに通ってて、自分も夜通ってくるパターン。

そんな訳で、今度は子供がいないのは私だけ・・・それも皆さん、かなりリズム感なし。昔、イタリア人もラテンの血が流れているから、リズム感が凄いと思い込んでいたのだが、それはこっちで暮らしているうちに、結構ガラガラと崩れてしまったんだけど、オバサンに至ってはまじで凄まじい。右に行くところで、思いっきり左に行って、インストラクターの動きと全く逆の動きを永遠やってたりするから、おかげで私の緊張もほぐれ、楽しくやっている。

引っ越してきて良かった〜って100%自信持って言えるのは、空気の美味しさ。10分も歩けば、人家もまばらになるので、空気は新鮮で、肺がキレイになる気がする。

まあ、元々小さな田舎町だった場所だから、まだ地元の人間もそこまで洗練されていない感じだけど、ここ数年でかなりの新築マンションが家の周りに建築される予定。新居者で町が若返って、ちょっと刺激のある町になってくれるのを祈る毎日です〜。

 

 

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2005/11/15

秋はやっぱり・・焼き栗

castagneイタリアは山地が多い関係もあり、栗の産地である。ピエモンテの栗やへーゼルナッツは世界的にも認められた高品質のもの。でも、決してピエモンテだけが美味しいわけではない。

ここトスカーナもムジェッロの栗が有名。

この時期になると路地や街中に現れるのが焼き栗やさん。

筒状になった専用の炭コンロで焦げるまで焼いたシンプルなもの。でも、これがなかなか癖にある美味しさである。

湯気が立ち込める中、焼けるのを待って、出来立てほやほやの栗を頬張るのはなんともいえない。

これから冬季まで、しばらくこの焼き栗を楽しむことが出来る。

栗を使ったお菓子などいろいろあるけど、このシンプルで自然な美味しさが私は一番気に入りかなぁ。

 

 

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2005/11/13

日向ぼっこ

al giardino1しばらく雨の多かったお天気もここ1週間近く晴天に恵まれ、心地よい毎日が続いている。

朝晩は冷え込むようになったけど、日が差してくると体の芯まで温まる程度の気温で、アンジーも昼間は外に出たがることが多い。

わんちゃんは毎日必ず日光浴をする習慣があるらしく、アンジーも太陽の差し込む場所を選んでは外に出たり、バルコニーで寝そべったり、リビングで日に当たりながら寛いでいる。

con athena

ここ数日ちょっとだけ体調の悪かったアンジーも、ようやく元気を取り戻して、リラックス。

これから寒くなる時期、更に日向ぼっこを楽しむ時間が増えることでしょう。

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2005/11/08

ペット向け、ラジオステーション

先日、イタリアの新聞記事を読んでたら、こんなもの発見。

犬猫のためのラジオ局があるという。 リンクはこちら

確かに大事なペットをお留守番させるのに、テレビやラジオをつけっぱなしにして出かけることは多いようだが、普通のラジオ局の違いはペットに本当に感じられるのかしら??

実際ざっと聞いてみると、選曲はペットを安心させるような雰囲気のものや、アップテンポでペットを楽しませるようなものがメイン。でも、中には犬、猫の出てくる歌詞のものをセレクトしているものも。

考案者曰く、これを聞くと、これまで淋しがってお留守番が苦手だったわんちゃんも穏やかにお留守番できるという。(ホントかなぁ、正直かなり疑問。)

今度アンジーを留守番させる時にでもかけて試してみよう〜。

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2005/11/07

アンジーのレインコート

週末は久々にまとまった雨が降った関係で、アンジーもなかなかお外に出られず、ちょっぴり退屈。

雨が止んでも、胴長短足のアンジー様は一歩外に出るだけで、足は当然ながら、胸やお腹の毛までびじょびじょになって、それはそれは汚い、みすぼらしい犬に様変わりしてしまう。

近所のペットショップなどでレインコートを試着させたんだけど、彼女のサイズは難しい。胴周りに合わせると短いし、着丈に合わせるとでかすぎ。ひどいのものは足すら袖から出ない惨めな様。

それに多くのレインコートは背中は覆ってくれてもお腹は覆ってくれず、アンジーには役立たず。

そんな訳で、天気悪くって私もすることなかったので、これからの不安定な天気に備え、レインコートを作ることに。

 

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2005/11/04

果たして届くかな?

ランペドゥーサで結構手間取ったのが郵便投函。

町まで行けば郵便局があるのだが、時間ももったいないので、たかが絵葉書、タバッキで切手買って投函すりゃーいいやって思って、街中のタバッキに足を運ぶ。

イタリア向けの絵葉書と海外向け絵葉書を持って、それに合った切手を買おうとすると、すかさず、お店の人に、ここではイタリア向けの切手しか置いてないといわれる。(というより、いくらかかるか調べる発想もなし。)

仕方なく、イタリア向けの葉書用の切手だけ買って店を後にし、ポストを探すが、これまた見つからない。通りすがりの人に聞くと、一番近いポストの場所を教えてくれた。

だが、しかし、である。そこにあったのは、一昔も二昔も前に取り付けられたような色褪せた郵便箱が、妙なところにいきなり設置されている。現在使われているとはとても思えず、投函せずに戻る。ただでさえ、小さなポストに投函するとなかなか集配に来てくれないから。

翌日ホテルで切手があるか聞くと、扱ってないから、ホテルの近くのタバッキに行くように言われる。念のためにポストの場所を聞くと、ホテルのあるピアッツァに設置されているというので行ってみると・・

 

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2005/11/03

ランペドゥーサ 最終日 Cala Creta編

albaのんびりして過ごした滞在も最終日を迎え、早起きして朝日を拝む。ほんの少しうす雲がかかっていたけど、綺麗な夜明けを見ながら、平和な雰囲気を味わう。

さて、唯一足を運んでいないのは、島東岸の岩場の多いゾーンのみ。

でもその日の午後のパレルモ行きの便までそんなにゆっくり余裕もないし、足もないしで、東岸は次回の滞在時のお楽しみにしようと話をして、チェックアウトの準備をしてホテルから近いCala Guitgiaへ。

shells

小さな貝殻を拾って、のんびりリラックス。

最終日の海は穏やかで、晴天にも恵まれ、もう一日滞在したい気分になった。でも、完全に満喫すると意外と戻って来ないものなので、それ位が丁度良いのかも。

そうしているうち、知らない若者が近寄ってきて、いきなり、”ピッツァとパスタは美味しかったか?”と訊く。

最初なんのことかちんぷんかんぷんで、変な人かもしれないしって思って、イタリア語を分らない振りをしていたら、”ねぇ、昨日、僕のいとこの働いているトラットリアに行ったでしょ?”と言われ、やっと話が見えてきた。

どうやら、日本人が来ているぞーっと密かに有名になっていたらしい。

今日帰るんだと話をすると、残念そうにして、東岸に行ってない話しをしたら、自分のボートで連れて行こうかと親切にも言ってくれた。だがしかし、船はちょっと時間もないし、飛行機乗る前に船酔いするといけないから・・と言って断ると、行きそびれていたCala Cretaは絶対見るべしと言われ、なんとか時間内に案内してあげようとのことで話がつき、早速ホテルをチェックアウトして迎えに来てもらう。

いざ、目的地Cala Cretaへ。

 

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2005/11/02

ランペドゥーサ 2日目、3日目 ビーチ編

2日目の午後はクルージングから戻ってちょっと休憩した後、てくてく歩いてCala Croceへ。

cala croce初日に思わず見過ごして一つ先のビーチまで行ってしまったので、この日は慎重に。でも、荒野を歩くこと5分程、いきなり目の前に美しいビーチが広がってきた。

ここは遠浅の海で、かなり奥のほうにいっても腰の辺りの深さだし、入り江で波もなく、海水の下は全て白い砂で覆われていて、とても美しい。

こんな浅い海でも結構お魚がいるもので、パニーノのかけらを海に持ち込んで魚にあげたところ、出てくる出てくるお魚の山。網があったら簡単に掬えそうなくらい。友達とマリネにしたら美味しそう〜などとまたしても食い意地の張ったコメントをしながら、お魚見物。

ここはめずらしくビーチにカフェが建っていたが、そろそろシーズンオフなので、閉店準備に追われていた。でも、シーズン中だったら、朝から来て、お昼はカフェで軽く食べて午後までのんびりという時には便利な場所で、お勧めです。

3日目は今回の目的の一つでもあった、Isola dei Conigliへ。ホテルの近くから1時間に1本だけあるバスに乗って目的地へ。ここはかなり岩場を降りていかなくてはならず、道路から岩場を歩いてかれこれ20分ほどかかる。

最初海さえ見えないので、合っているかちょっぴり不安になりながら、てくてく荒野を歩いていく。ここはシチリア州の自然保護地区で、この荒野も敢えて手付かずの自然が残っている。ところどころ亜熱帯風の植物が生えているが、土壌もあまりなく、石灰岩の隙間から細々と植物が育っている感じ? 

isola dei conigli1そうしているうち、いきなり対岸の小島が見えてきた。そう、これがIsola dei Conigli。直訳するとウサギたちの島。なんでこういう風に名づけられたかは疑問。

辿り着くのは結構骨が折れるが、それでもいきなりこの光景が目の前に広がるのを見たら、言うことなし。早起きして行ったので、ビーチ一番乗りで、まるで贅沢なプライベートビーチ独占した気分。

spiaggia dei conigliこの岩場を降りていくと、本当側にはSpiaggia dei Conigliが広がる。ここもかなり遠浅の海。写真の左のほうに歩いていくと、子島のほうになりますが、若干潮の流れはありますが、徒歩で対岸に歩いて渡ることが出来ます。ここの砂場には7月になると海亀が産卵にやってきて、10月になると徐々に小亀が海に帰っていきます。

isola dei conigli2

小島の近くから見渡したSpiaggia。太陽が出てくると、さざ波に光が反射して、とっても美しかったです。

ここでも懲りずにシュノーケルしましたが、1種類だけ、不思議な魚を見た以外は他の場所と同じ顔ぶれでした。

ランペドゥーサの南岸は大体こんな感じでどこも白浜の広がるビーチで、砂の上に寝そべって過ごしたい人にはもってこいの場所です。

入り江の部分は波もなく遠浅なので、子供連れでも安心して遊びに行けそうです。

唯一の難点は、野犬が多いこと。凶暴ではないのですが、Isola dei Conigliに行った時は最初に着いたせいもあって、到着してしばらくは付きまとわれ、ちょっぴり手を焼きました。

残念ながら、イタリアは子犬のうちだけ可愛がって、大きくなると捨ててしまう心無い人たちが絶えません。捨て犬を保護している施設もありましたが、既に満杯で全ての犬を収納しきれないようです。

責任もてないのならば、軽い気持ちで犬を飼って欲しくないなって、今回痛感しました。捨てられる動物には罪はないから。

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2005/11/01

ランペドゥーサ 旅の記録 2日目 クルージング編

fb3d41eb.JPG

初日に島の人に聞いて、海が荒れているとのことだったので、Isola dei Conigliに行くつもりだったけど、朝起きたら、穏やかな海が広がっていたので、駄目もとで朝食後港に直行。

オフシーズンで余りクルージングやってないので、ホテルで直接港に行ってから交渉するというと言われたので、めぼしそうな人を探して海沿いを歩く。

1回目、めぼしい人が見つからず、仕方なく、固まって話しているいかにも島民のおじさんたちに聞くことに。”あのぉ、クルージングに出たいのですが、どなたかご存知でしょうか?”

そうすると、その中の漁師風のおじさんが”僕が船を持っているから、2人で50ユーロで案内するよ。” 

時間を聞くと3,4時間程度という。そこで、値切って40ユーロで良いか?というと返事をせずに、自分のボートを見せてあげるから。とのことで別の場所に連れて行かれる。

giovanniそして、連れて行かれたのは紛れもない漁船(!!) でも、40ユーロで快諾してくれたし良い人そうだったので、ホテルに戻って出かける準備。

30分後、おじさんのところに戻ると私達のためにマットレスを敷いて待っててくれた。

それでは出発!

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ランペドゥーサ 旅の記録 初日

mappaランペドゥーサは東西約7km、面積20kmq、人口5500人の小さな島で、シチリアといっても、ほとんどアフリカに近く、対岸のチュニジアからはわずか80マイル離れただけ。マルタ島からも大体同じ距離離れている。

そのため、気候もシチリアの気候よりもアフリカの気候に近い。

島の南部には何箇所か綺麗な砂浜があり、遠浅のビーチも多いので、泳ぐのが苦手な人でも十分楽しめる。一方、島の東部は岩場で、エメラルドグリーンの海の色の美しさは格別だが、波も高めで結構深いので、泳げないと眺めているしかないかも。お天気で、尚且つ海が穏やかだったら、船でクルージングすれば、東側も存分に楽しめるはず。

島の西、北側はほとんど無人地帯で、海からしかアクセスできないところがほとんど。というのも崖っぷちになっていて、歩いては海に降りれない地形。

さて、パレルモ空港から1時間ほどプロペラ機に乗って、現地到着。ホテルの送迎車に乗って、移動。

なんせ小さな島。殆どの建物は島の東南部に集中しており、空港、港、ホテルも大体半径2km以内に収まってしまうコンパクトなサイズ。

オフシーズンに入っていたため、泊まりたかったホテルは既に休業に入っていたため、港の程近くにあるホテルメドゥーサを予約。

車のない私達には中心地、港、ビーチ数箇所にも徒歩で行ける距離で結構便利だった。

お昼過ぎについて簡単に食事を済ませ早速ビーチへ。

初日は前日に日本からシチリア入りしたばかりの親友も私ものんびりリラックスできればとのことで、ホテルから通りを渡ってすぐのところにあるビーチ、Cala Guitgiaへ。

cala guitgia

港に隣接しているとは思えない美しい色で、すぐにリラックス気分。白い砂浜で昼寝と思って出かけたのであったら、余りにも海が綺麗で、早速海の中へ。

10月終わりとは思えない暖かさで、水温も高め。24度くらいはあったはず。早速シュノーケルしてお魚ウォッチ。

魚の種類はというと、残念ながらここ、地中海では熱帯魚のようにカラフルなお魚は滅多に楽しめない。でも、ビーチに程近い浅瀬でも結構な量のお魚が泳いでいて、一緒に泳いでいると、自然に帰ったようで、とても気持ち良い。

夕方はちょっとだけ足を延ばして、翌日のために別のビーチを散策。

cala madonna

Cala Croceに行くつもりが、行きすぎてCala Madonnaに辿り着いてしまった。

というのも、一本道が島を走っているのだが、海沿いを走っているわけではなく、ビーチに辿り着くために、荒野(?)を歩かなくてはならないのである。でも、殺伐とした場所を抜けて目の前に広がる青い海は本当に綺麗で、歩いてよかったって気になる。夕暮れ時が近かったけど、それでも海は平和な美しさを放っていた。

夜は港の近くにあるトラットリアへ。

トマト、カッペリ、ツナ、オリーブの入ったパスタ、ランペドゥサーナ(ランペドゥーサ風パスタ)と魚介類のミックスフライを食べ、お腹一杯で幸せな気分。

隣のテーブルに坐っていた人たちは、どうも空港やビーチで私達のことを見かけたらしく、テーブルをくっつけて一緒に食べないか誘われたけど、結構疲れもあったのでパス。でも、島の小ささを話していて実感した。まあ東洋人の観光客なんてほとんど来ない場所で珍しいのもあるんだろうけど。

食事を済ませ、星空を拝みながらのんびり歩いてホテルへ。2日目もお天気に恵まれそう〜。

 

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