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2005/09/29

その名も”ミヤガワ”

イタリアの果物を見ていると、日本の存在が遠いようで実は近かったりする面があるのを感じることがある。

秋になると柿が店頭に並び始めるのだが、その名も”CACHI”(カキ)。その昔日本から名前と一緒に伝わったのだろうと思う。

でも笑えるのが、稀に朝市とかの野菜売り場を回っていると、"CACO"として売っていること。確かに柿のことを外来語と思っていない人も多いから、カキの単数形でカコってところかしら?

ここ数年目にすることが多くなってきたのが、”MIYAGAWA”。

miyagawaなんだ、日本の名字みたいじゃないの?というこの果物は、まさしく日本の温州みかんである。

生産地はほとんどがシチリア。遠い昔にミヤガワさんという人がみかんをもたらしたのだろうか?知っている人がいたら教えて欲しい。

一つ残念なのは、このミヤガワ、私が知っている限り、早生みかんしかお目にかかれないこと。ミヤガワさん、みかんは冬の果物で、オレンジ色になってからのほうが美味しいのを、きちんと伝授してくれなかったのねぇ・・・(勝手な想像)

まだ庶民の定番には至ってないけど、日本生まれの果物が健闘しているのを、小さな声で応援してますっ。

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2005/09/28

ペットと行けるテルメ

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今日、たまたま雑誌を読んでいたら、ペットと一緒に行けるテルメ(スパ・温泉)があるのを発見。早速インターネットでHPをチェック。

ホテルのHPはこちら

場所はトスカーナの中でも高級なので有名な San Casciano dei Bagniにある温泉ホテル。温泉ホテルと書いちゃうとなんだか庶民ぽくなっちゃいますが、ここはいわゆる高級スパです。

でもペットのいる人もきちんと満足させるように、お部屋もテラス付きのものを提供してくれる上、ペット用の庭園、そして更にはペットの入れるスパまであるようです。ちなみに、ペットも一日35ユーロ。

んーん。良いような悪いような・・・

いつも貧乏性でスパのあるホテルは宿泊したことがなく、日帰りで温泉プールに入りに行くばかりですが、一度のんびり贅沢にリラックスしに行きたいな〜ってウェブ見ながらちょっとだけ夢見ちゃいました。

ここはLa Val d'Orciaのゾーンに位置するのですが、このゾーンは他にも自然に恵まれている上、ブルネッロで有名なモンタルチーノ、世界遺産でもあり、ペコリーノでも有名なピエンツァなどもあって、足があれば是非是非延ばして欲しいトスカーナの宝のような場所です。高級スパには行かなくても(笑)美味しいワインとチーズで私は満足だったりする。

bagno vignoniこのゾーンで私のお気に入りの温泉はモンタルチーノの先にあるBagno Vignoni。Hotel Posta Marcucciにある屋外温泉プールは景色もよくってお手頃価格で気持ちが良い。

水温が3つに分かれているので、行ったり来たりしながら、温泉に浸かったり泳いだり出来ます。

ただちょっとかっこ悪いのは水泳キャップ着用しなきゃいけないこと。普段は髪の毛でごまかせているのっぺら顔も水泳キャップかぶると台無し。彫りのふか〜いイタリア人の中でこの時ばかりはちょっと自分にショックを受けます。現実は厳しい!!

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2005/09/25

イタリアで快適に暮らすために・・

イタリアに来て、6年経ってしまったが、この6年で生きていく上で学んだことがいろいろある。

まず基本中の基本、イタリアで快適に暮らすために、いくつか心しておくと、後々とっても楽なことがあるのでちょっとだけ紹介。

日本人は概して、他人に対して思いやりの心を持つ一方、相手にもそれ相当の見返りを無意識のうちに求める傾向があると思う。実際、日本で暮らしていれば、それなりに満たされることだから・・・

でも、ここでは他人に見返りを期待するのはタブーである。そんなことをしていたら、ストレスが溜まる一方。逆にこんなもんだと期待も何にもしていないと、たまに親切心や思いやりに溢れたシーンに出くわすと、めちゃくちゃ感動して、得した気分になる。要は気持ちの持ちようだと思う。

そこで、イタリア人に期待してはならないことを述べると・・・

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2005/09/21

草木に囲まれた生活

段々秋らしい気候になってきた今日この頃。

お庭の色合いもちょっとずつ変わってきました。

olive

 

庭のオリーブの実もちょっとずつ紫色がかってきて、もうすぐ秋だなって感じがします。

残念ながらそんなに実がついていないので、今年は何も出来そうにないですが、今日枝の剪定をしたついでに、写真に残してみました。

 

その他にもお花がいろいろ・・

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2005/09/20

30秒で楽しむ映画

新聞見てたら、こんなものを発見。

映画のパロディカートゥーンで、結構笑える・・

リンクはこちら

個人的にはパルプフィクションのパロディがいいかな?

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2005/09/19

アンジーお気に入りの暇のつぶし方

scarpetta1私たちが仕事などで相手してあげられない時のアンジーの暇のつぶし方はいろいろですが、一番のお気に入りはやはり、水牛の皮で出来た靴かじりでしょうか?

元々、アンジーがまだ幼い頃、ふと気づくと悪気なしにかじられて、惨めな姿になった革靴あり、そんな訳で代わりに買い与えるようになったのがこの靴型の皮。

scarpetta2

短い前足で押さえながら一生懸命かじり続ける姿は、真剣そのもの。

普段はすぐに寄ってくるくせに、この時ばかりは私たちに靴を取り上げられまいと、くわえて逃げ回ります・・・

 

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今日も飽きずに靴かじり。

昨日新調(?)してあげた靴のかかとはすっかり齧られ、ぼっこり大きな穴が開いてしまいました・・

いつまでもつかな?

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2005/09/18

日本からのお客様

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先週は晴天続きで、夏が戻ってきたような気持ちの良い日が続きました。

そんな中、日本から元同僚の智恵ちゃんと後輩ちゃんがフィレンツェに夏休みでやってきました。

木曜日には、いろいろとお願いしていた食材と貼るカイロを持って、はるばるモンテルーポまで遊びに来てくれました。

私も智恵ちゃんからのリクエストの香りの良いトスカーナワインとイタリアのチーズを用意してお出迎え。

ランチから遊びに来てくれたのですが、昼間っから気合を入れて飲み食い開始・・(さすが、酒豪揃い?)

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2005/09/16

死刑囚から化粧品?

先日新聞を読んでいたら、中国で銃殺された死刑囚の皮膚から作られたコラーゲン入りの化粧品がイギリスはじめ、欧州各国に輸出されたようで、唇、皺に効果があるものとのことなのだが、考えただけで背筋がゾゾーっと寒くなった。

オリジナルの記事はこちら

中国では死刑囚の皮膚の使用はごく普通のことで、取り立てて騒ぐようなことではないと言っている。(ホント??)

確かに中国のコラーゲン生産コストは西洋諸国と比較して5%以下というのだが、正直、いくら安くても、こんなもの気持ち悪すぎ。

中国で死刑執行件数は世界一のようで、年間5000件は下らないと言われているようだが、いくら死刑囚に払う対価が格安とは言え、ビジネスに使用して欲しくないものである。。でも、5000人もの人たちは、一体何をしでかして捕まって死刑になったのだろうと考えると、またベールに包まれた部分がありそうな・・


死人を利用するという倫理観はちょっと理解し難い・・金儲けのためだったら、まるで物を扱うように人間を扱って良いのか?

このような形で抽出されたコラーゲンからウィルス感染の危険性も指摘されていて、後々安い買い物が思わず高くつく可能性があるかも??

私は皺くちゃになろうが、唇がみすぼらしかろうが、こんな化粧品にはお世話になりたくないです。

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2005/09/12

イタリアの魚醤、colatura di alici

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カンパーニア州サレルノ近郊にチェタラという小さな漁村があり、そこには古代ギリシャ、ローマ時代に発祥の起源を持つ魚醤があります。

Colatura di Aliciとはアンチョビの濾し液のこと。アンチョビを作る要領でカタクチイワシの頭と骨と内臓を取り除いたものを塩漬けにして、寝かせて熟成していくうちに、徐々に旨み成分がにじみ出てきますが、その液体を濁りがなくなるまで何度も濾して出来たのがこの魚醤。アンチョビ丸ごとだとちょっと風味が強すぎるという方にはお勧めです。

その起源を辿ると・・・

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2005/09/08

お家の本契約終了

道のりは大変長かったですが、本日やっと家の本契約することが出来ました。

思えば、最初にこの家を見に来たのは2月。日本から帰国して来て、フィレンツェではお家購入は絶望的という話になり、何度目か分からない郊外へ行こう案が再々々浮上。そこで名前が出てきたモンテルーポで一番最初に見たのがここ。

これまで軽く100軒近くは見たと思われる物件で、期待感も薄れ、いつもの如く、駄目もとで見に来たこのお家になんとなく愛着を覚えたのでしたが、なんせ見たのは1軒目だったのもあり、引き続きいろんな物件をこの町で見たのですが、最終的に納得いく物件はここということになって決めたのでしたが。。

決めてからは本当に長い道のりでございました・・・さすがイタリア。考えられないことが次から次に面白いように起こるので、呆れるのを通り越し、感心するくらい。

 

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2005/09/07

お気に入りの公園で

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ここのところ、めっきり涼しくなってきて、公園の芝生も青さを取り戻してきました。

毎日、散歩がてらこの公園へ行き、他のワンちゃんたちと遊ばせる(少なくとも努力する)のが日課になりました。

幸い、フィレンツェに住んでいた時と違って、ここは小型犬が多く、アンジーもひるまずに一緒に遊べる犬もちょっとずつ増えてきて、嬉しい限りです。

やっぱり動物は動物同士で遊ぶのがいいですよね。見てて心が和みます。

でも、遊び過ぎて疲れて夜は爆睡するかと思いきや、昨夜は真夜中にトイレに起きたアントニオが寝室に戻ると、しっぽ振りながらよって来たアンジーの口にはオモチャのコブタが・・・遊んでもらえると思ったようです。

 

 

 

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2005/09/06

日本語のネーミング

イタリアでも、たま〜に日本語のネーミングしてある商品を目にする。

nippon

アントニオに何かお菓子を買ってくるように言ったら、面白がって買ってきた。

その名もNIPPON

ライスパフ入りのチョコレート。ちなみにドイツ製。

ドイツ人の中では米=日本というイメージが成立するのでしょうか?? ちなみに、味はいまいち・・・お勧めできず・・

 

spiedi

こちらは、KIMONO

バーベキュー用の竹串ですが、なぜだか着物。

竹=オリエンタル=KIMONO??

着物の絵の女性がきちんとOCCHI A MANDORLA(アーモンドアイズ)なのはミソ。それも色白。(というか真っ白) 

でも確かに、爪楊枝のネーミングもSAMURAIというのがあったなぁ。

でもこうやってネーミング見ていると、まだまだ日本のイメージは遥か遠い昔の日本のままであるような気がいたします・・・

でもbambuのイメージは中国のほうが強そうなのになあ・・ 中国語の響きでは難しい?母音も違うしねぇ。

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2005/09/04

痛々しいビアンコーネ

昨日の朝、ある書類が必要で、フィレンツェ市庁舎のあるヴェッキオ宮殿に出向いた。ここのところ引越しの関係でフィレンツェの中心地に行ったのは久しぶり。

ヴェッキオ宮殿の面するシニョリーア広場にある海神ネポチューンの大理石像が1ヶ月ほど前に心無い酔っ払いのナポリ人によって右手を破壊されたのを思い出し、実際に見てみることに。

biancone rotto

確かに、4世紀以上、歴史を生き延びてきたアンマナーティの傑作は、はかなくも痛々しい姿でさらされていました。

犯人は酒に酔ってよじ登った模様ですが、そんな軽々しい気持ちで、芸術作品を無残にも捥げ落ちて、砕け落ちる結果になってしまい、この町をこよなく愛するフィオレンティーニたちは腹が立ったに違いありません。

biancone

来年には左の写真のような元の姿に修復される予定のようですが、町自体がアートになっているこの町で、二度と同じようなことが起こらないのを祈るばかりです。

厳重な囲いをされたり、美術館に移動されては、折角の趣もなくなってしまうので、なんとか全ての人たちの心がけで、この町を保存していきたいなって思います。

 

 

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2005/09/02

クールビズの次はウォームビズ

今朝、新聞にネットで目を通したら、以下の記事を発見。

秋冬に室内でも厚着をすることで暖房温度を下げても快適に働ける職場をめざす「ウオームビズ」の経済波及効果は、クールビズの2倍を超えるという試算を、第一生命経済研究所がまとめた。

もし、本当にウォームビズが始まるのであれば、素晴らしい試みだと思う。資源の乏しい国の節エネがここまで及んで定着してくれれば嬉しい。地球に優しく。

イタリアでは、エアコンが入っている建物は一部の近代的なビルを除き、ほとんど目にすることがない。主流は熱湯が循環して温まる暖房装置で、ガスで暖めるものが多い。(南にいくとこの暖房自体がなかったりするから、また違うけど・・)

また一部屋のサイズが大きめだし、天井も高いところが多いので、暖めるのは大変。そんな訳で、急激に部屋が暖まることがないが、その反面、暖房を消してからもほんのりと暖かさが残ってくれるのはメリット。

冬場本当に寒い時期は、朝起きて暖房つけたての時には、冗談抜きでエスキモーですか??と思われそうな格好でいないと寒いこともある。でも、寒いのは暑いのを耐えるよりもはるかにいい。着込めば良いから(^^)

というわけで、冬場は凄い格好をして、お家の中にいることが多い。暖房費も馬鹿にならず、つけっぱなしにしておくと、月に200〜300ユーロくらいは簡単にガス代が超えてしまうので、なるべく、ぎりぎりの温度設定にして、着込んで過ごす癖がついたのだが、慣れると悪くはない。日本に居た時、いつも悩まされていた咽頭炎にもならないし、昔よりはるかに風邪引く回数が減った。喉に来ないからねー。6年間で風邪引いたのは2回のみ。しかも、そのうち一回は日本から風邪引いて持ち帰ったもの。

日本にいた頃には当たり前だった冬場のオフィスやビル、そして公共交通機関での暖房の利きすぎは、今では気持ちが悪いほど、暑く感じる。

特に電車の中なんか、気持ちが悪くなるくらい暖房が利いていて、閉塞感に見舞われてしまう。満員電車だとコートも脱げず、気絶しそうになる。仕事での訪問先などでも、どこのオフィスも暖房が利きすぎていて、思わず汗が出てきそうな位である。

尤も、記事に書いてある経済波及効果に関してはどーかなって思う部分もありますが、ウォームビズうんぬんによるショッピングよりも、元々ファッションに敏感な人たちが自分の好きなものを買うだけのことだと思ったりするのですが・・

波及効果あるなしにかかわらず、暖房費の節約で省エネ、多くの方々に実行して欲しいものです。

なんでも流行り廃りの激しい日本だけに、実際このクールビズ、ウオームビズが定着するかは見てのお楽しみ?

 

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